HSBC香港の口座はこれまで維持する為に一定金額を預けておく必要がありましたが撤廃され最低預金額と言う基準も無くなりました。
全てをHSBC香港口座内で投資に回してもよかったのですが、一部を他の証券会社にも移してみようと今回、米国の「Firstrade証券」に海外送金(香港→米国)してみる事にしました。
結論から言いますと
HSBC香港口座内の1000USDはFirstrade証券に1000USD送金されていました。
が、しっかりと12.88USD手数料として引かれていました。
Firstrade証券の開設はコチラ
米国の証券会社ファーストレード証券口座の開設が完了した!開設までの流れ
国と国との事情で今後どうなってくるかは分かりませんが2021年の4月現在では海外送金も可能なので、将来的に海外の資産を日本国内に戻す場合に経由するバリュエーションとしても活用できそうですね。
※日本ではなく米国に移動という選択も
送金先【FIRSTRADE】の情報を事前に確認しておく
HSBC香港(送金元)から【FIRSTRADE】(送金先)へ海外送金する準備として必要な情報は以下の通りとなっています。
ログイン後にAccounts→Deposits/Transfer→Wire Transfer(電子送金)
![]()
引用元:FARSTRADE ログイン後
FARSTRADEの送金先情報
①Amount: 送金するUSD
②Bank Name:BMO Harris Bank
③Bank Address:111 WMonroe St.Chicago,
④ABA Number :071000288
⑤Account Name: Apex Clearing Corporation
⑥Apex Clearing Address:
⑦Account Number:1617711
⑧For Final Credit to:あなたのAccount Number8ケタと英字のフルネーム
を、控えておきましょう。
HSBC香港のホームページにログイン
![]()
引用元:HSBC香港 ホームページ
新しい送金先の場合はNew Payeeから入力していく
追加でセキュリティコードの入力が求められる。
※セキュリティコードはデバイス版(電池タイプ)からモバイルセキュリティに変更している為、上記のような表示となる。
ここからはスマホのHSBC HKアプリから入力してセキュリティコードを生成する
6ケタのコードを入力すれば先に進めます。
Firstrade証券の情報を入力していく
HSBC香港の送金ページから送金先の入力をしていきます。
Bank Number(071000288)を入力すればアドレスや銀行名は自動で入力してくれます。
IBAN/AccountNumberは1617711と入力。
続けてPayee’s personal detailを入力してきます。
海外の住所は日本の書き方と逆(番地など詳細から)となりますので、Address line1とline3は逆が正解です。
※添付画像は間違っているので実際は逆です(実際に送金はできたけれど)。
事前にHSBC香港内の口座でUSDに両替(手数料かかるが)しておくとスムーズです。送金先の口座がUSDなので。
以上で最終確認をして間違いがなければ実行で完了です。
海外送金でよくある注意点
・Daily transfer limitの設定金額以上は送金できません。
事前にリミット金額を調整しておきましょう。
・送金先まで2 Working Day(2営業日後)が目安です。
土日祝日(海外の)挟むともう少しかかります。またそもそも休日であれば送金することもできません。
過去に送金で失敗したことも・・
過去に10000HKD を海外送金したこともありますが、ろくに調べもせずに適当に操作してしまい送金先の情報不足からか送金できないこともありました。
(香港銀行→米国銀行)
約1か月後に戻ってきましたが、手数料として700HKD=約1万円近く引かれていた(´;ω;`)ウゥゥこともありましたので、海外送金する際は事前にしっかりとリサーチをしてから送金するようにしてくださいね!

送金後はFIRSTRADE証券に入金されているかの確認
送金した2営業日後はきちんと海外送金行われているかの確認をしておきましょう。
Accounts→History→Deposit→search
電子送金として入金されていることが確認できました。
まとめると
HSBC香港からFIRSTRADE証券への海外送金は10万円相当であれば1.5%ほど手数料が引かれますが(金額上がると分からない)簡単に資金の移動ができるので、将来子どもが米国や海外に出た時に活用することが出来る事が分かりました。
米国株やオプション取引のやり易さはFIRSTRADE証券の方が使い勝手がいいのでバランスよく運用していければと感じます。
後日メールが来てました。