結婚して子供が産まれると必ず夫婦で考えるのが子供の教育資金の準備です。
準備と言っても選択肢は少なく貯金するか学資保険に加入するか?
が現実的な貯め方です。
でも実際にシミュレーションしてみると分かるのですが
10年後も20年後もほとんど増えていないのが悩みです!🤔
毎月15000円(年間18万円)ずつ積み立てて行けば10年後には180万円になります。
コツコツと預貯金をするだけでもそれなりの教育資金の原資となります。

学資保険とは毎月15000円ぐらいを10年間払い込み、設定した年齢には200万円受け取れる仕組みです。
でもよく考えると初めの10年で貯めた180万円が20年後の20歳で200万ってあまり増えていないって感じませんか?

日本国内で一番人気の学資保険ですから戻り率はいい方ですが、あまりにも魅力を感じないのは何故でしょう・・・。
結論から申し上げると
円建てでは増えない時代なので外貨で運用することも考えないといけない時代なんじゃない?
ってことです。我が家は学資保険ではなく米ドル建ての商品で運用することにしています。
教育資金なので株や投資信託ではリスクが高いのと、契約者に万が一の保障もないので保険が安定しています。
海外に否定的な考えのある方には向きませんが、現実に運用先として購入している方はまだまだ少数ですがいます。
私もそのひとりです(苦笑)。
普通の会社員でも行動している人はいます。
ではどんな商品なのか、中身について確認して見ましょう。
学資保険は知名度ナンバー1で人気な理由
学資保険は各保険会社が取り扱っています。
2019年のランキングを見てみると、ソニー生命やフコク生命、明治安田生命、日本生命が上位にランクインされており
返戻率は102%~108%となっています。
つまり最大で積み立てた金額の108%になるというものです。
10年15年かけて積み立てた200万円は20年後に216万円になるというイメージです。
下記は187万円積み立てて200万円受けとるというものです。
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※出典元 ソニー生命 スクエア
https://www.sonylife.co.jp/gakushi-plan/simulation/simulatePlan
ただしメリットもあればデメリットもあります。
学資保険のメリット
・貯蓄が苦手な人は強制的に積み立てる仕組みを作ることで、子供の教育資金を作ることができる。
家計管理が苦手な人は向いています。児童手当てをそのまま学資に回すのはいいと思います。
学資保険のデメリット
・インフレに対応できない
物価は少しずつ上昇しています。20年後に200万円受けとる時に物の値段が2倍になっていたら?
実際にお菓子の量が少なくなっているのは値段そのまま、内容量減らす!で間接的に値上がりしているのと同じ効果です。
・途中解約すると元本割れしてしまう。
子供が産まれると加入しないと!と思いがちですが、まずは加入の前に貯蓄が正解だと感じました。
以上が学資保険の主な特徴です。
人気の理由は知名度の高さでしょう。
海外オフショア保険について簡単な説明
ここからは私が数年前からチャレンジしているオフショア保険についてご説明します。
我が家では子供の教育資金は学資保険では増えないと感じていました。
株などの投資をしていたのでなおさら興味がなく、これならまず100万円貯めて配当金のある株式に投資した方がいいじゃん!
と思いましたが、パートナーには反対されました。
当然です。
値上がりしている時はいいですが、株には波があります。
日本株は特に上げ下げが激しいので、子供の教育資金に手をつけることは出来ません。
そこではじめの数年はひたすら預貯金口座へ貯めるだけでした。
ある程度(100万円)貯まったところで社債を買い、そして数年前にはオフショア保険を買いました。
はじめはリスクも分からないので自分の増やしたお金から捻出しましたが、
1年、2年と続けて学んでいくうちに「不安から安心感」に変わってきました。
またパートナーにも理解してもらうことで家族で運用することができました。
自分に万が一の事があった場合、家族が知らないと手続き出来ないのでその辺りも含めて夫婦合意を得ています。
本題に戻します。
いろいろあるので商品名は公開しませんがざっくり説明すると
海外保険会社のシミュレーション例
この商品は海外の商品なので基本日本語表示はされません。
10000米ドル=106万円(2019年9月)として考えると
子供の教育資金はまだ貯まっていない状態なので頭金として独身時代の蓄えを100万円分ぐらい先に投資として購入したとします。

時間をかけていけば配当金や積み立て金、分配金は再投資に回されるので複利の効果で運用されます。
10年後には確保された金額が元本を超えるので元本割れの心配から解放されます。
またこの時点(購入から10年後)で解約したとすると10000ドルが14309ドルと143%増えていることになります。
15年後には?18660ドル(186%)
20年後には?25336ドル(253%)
と、配当を積み立て再投資して運用する力は海外ならではの魅力です。
子供が赤ちゃんだった時に頑張って捻出した頭金100万円が成人式を迎える頃には250万円になります。
200万円だと500万円、500万円だと1250万円…😆
祖父母からの贈与資金が1000万円あれば、2500万円です✨
周りにお金持ちの知り合いがいれば聞いてみるのが一番いいですが、「円」だけの運用では資産は増えません。
米国、ヨーロッパ、アジアでは香港を絡めた資産形成が貯める近道だと感じます。
オフショア保険のデメリット
・為替によるリスク
外貨は為替のリスクを受けます。リスクだけではなくリターンにもなるので分散しておくのが賢いかたのやり方です。
例、
1ドル=106円で1万ドル購入すれば106万円となります(手数料除く)。
20年後に1ドル=いくらになっているのかで為替による「利益と損益」が決まります。
為替の利益となるには「106円」よりも高い数字(107~)になっていれば為替の利益も貰えます。
為替の損益となるのは「106円」よりも小さい数字(~105円)になっていれば為替の損失となります。
回避するには20年後も売らずに持ち続ける事です。
満期は128歳ぐらいまであるので基本的に必要なタイミングで解約すればいいのです。
子供の教育資金は他で捻出できるなら持ち続けて子供に譲ることもできるので、非常に柔軟性があります。
まとめ
子供の教育資金を貯める方法はいろいろあります。
定期預金や債券、社債はそれぞれ満期まで継続しないと元本割れします。
学資保険も同じです。
10年ではなく20年間近く積み立て金を拘束されて100万円が106~108万円です。
それこそ私たちの大切な時間をリスクにさらさせています。
今回の方法だと教育資金にもなればそのまま継続する(解約しないで持ち続ける)事で
私たちの代ではなく子供の代に少しでも資産を築いてあげる事ができるのは大きい!!
と感じませんでしたか?
ありがとうございました。