ITAのS&P500インデックス15年プランの満期後はどれぐらいのリターンで解約できたか聞いてみた

海外オフショア投資

ITA=インベスターズトラスト(Investor Trust Assurance)S&P500インデックス15年プランは満期まで継続すると140%が確保されている商品です。

 

今から15年前にこのプランをスタートさせていた方はすでに満期を迎えます。

 

お疲れ様でした。

 

15年前と今後15年では当然リターン率も異なりますが、参考にはなります。

 

S&P500インデックスの過去15年のチャートから140%は超えていますのでどれぐらいの成果だったのか?

 

2006年の基準価格は『1251』です。

 

下記画像引用時の

2021年6月の基準価格は『4224』です。

出所:Googleより「SP500 チャートと検索」

 

堅実な右肩上がりのチャートを形成していますね。

 

証券会社から15年前に100万円分のS&P500のETFでも買っていれば今年はざっと基準価格が約3.3倍(330%)です。

100万円が330万円相当になっています。

 

ITAのS&P500インデックスの積み立ては、高格付け金融機関発行の仕組債により「元本確保」が可能となっています。

 

これから15年先も3.3倍で増えていけばいいのですが10年後に4224(上の図の基準価格)という基準価格が2000ぐらいまで下がらないとも限りません。

 

証券会社でこれからも右肩上がりで上がり続けるだろうと投資した100万円が半分にまで目減りする可能性もあります。

100%→50%

 

これまで本当にS&P500インデックス株価指数は急成長を続けて伸び続けています。

 

しかし株式投資(投資信託含む)には保険のように元本を確保はしてくれないので15年後に元本割れ(100%→が80%など)している可能性はあります。

 

ITAでは15年維持すれば140%は確保してくれるという守りのプランが備わった証券会社から購入する場合との違いです。

 

140%確保というこのプランはあくまでも満期まで支払い続けた時の元本確保商品であり、140%以上となることはあっても140%以下とならないことから購入している方もいます。

※達成条件を継続できる方法は無理のない金額で前倒しで支払うこと!

 

中には現在も継続中の方や積み立てを継続出来なかった方、途中で減額や一時停止をしてしまった方もいるでしょう。

 

積み立ての停止、減額、引き出しをして元本確保を達成できなかった方は140%という確保が無くなりますが、そこで終了ではありません。

 

積み立てを継続していれば拠出(支払ってきた)資金以上のリターンが確認できていると思います。

 

過去の15年間とこれから先の15年では同じ成果とはならない事が分かっているからこそ「外貨(USD)で最低利回り(140%)が保証」されているのは安心感があります。

 

では今年満期を迎えた方はどれぐらいの返戻率があったのか?

ご縁があり聞く機会がありましたので参考程度に共有します。

 

 

結論

 

 

 

2021年に満期を迎えたAさんの返戻率は190%でした。

Aさん

 

元本確保が140%あるので毎月5万円×15年間積み立てた場合

年間60万円×15年=900万円相当の外貨(USD)が軍資金となります。

※積み立てなので為替による支払い金額のばらつきあり

 

140%だと1,260万円相当のシミュレーションをしていたと思いますが

190%だと1,710万円相当のUSD資産となっています。

 

2021年から過去15年間は70円台、80円台の円高時代もあったので110円台の円安時に売却すれば為替の利益もありました。

 

出典:SBI証券 10年米ドル為替のチャート

 

15年以上前から海外に目を向けたこのプランをスタートさせていた方は本当に良いタイミングで開始されたのだなと感じます。

 

JINジン
JINジン

私が2006年頃にはS&P500インデックスの言葉も知らなくて国内株式を購入し始めた頃なので、その時に海外に目を向けて投資しているのは先見の明があります!

 

15年継続という簡単ではない継続力があれば達成できる具体的な数字を知ることが出来たのは収穫でした。

 

これからスタートした方が15年後も190%達成できるかはS&P500インデックスの成長次第です。

 

190%はたまたま今回の方の結果論であって確保されるのは140%です。

 

この方法ではクレジットカード決済で外貨を積み立てるのでポイント(マイルなど)も貯まる貴重なクレカ決済海外投資です。

 

インベスターズトラストの海外オフショア投資って何だった?

 

海外投資に抵抗がある方もこんな外貨でクレジットカード支払いできるプラットフォームがあることは知っておいて損はありません。

 

インベスターズトラスト【ITA】のS&P500インデックス。15年で140%の仕組みについて

 

海外投資は基本的に英語であり日本語表記はなく、分からない言葉はその都度翻訳しなければなりませんが、インベスターズトラストは親切に日本語サイトに切り替えることが可能です。

 

出所:インベスターズトラスト S&P500

Investors Trust Products S&P 500 Index
Investors Trust is the global brand representing the ITA Group of companies. ITA Group is an international group of insu...

 

 

個人でS&P500インデックスに投資するのと仕組債の違い

 

よく直接証券会社からS&P500連動インデックスに投資した方が効率がいいんじゃない?というメッセージを頂きます。

 

15年で140%って年利は約4%だけど外貨建てだよね?リスク高すぎない?

 

証券会社から積み立てた方がいいんじゃない?

 

JINジン
JINジン

外貨建ての年利4%は格付け高い債券でもごろごろしています。リスクは為替の影響ですが、円高時に円転(円に両替)する必要がなければ外貨で運用継続で回避できます。また証券会社から購入すると「確保」はなくよりリスクは高まります(リターンと引き換えに)

どちらがいいのか判断するのは投資家さんそれぞれの考え方によります。

 

このITAのプランは高格付け金融機関が発行している仕組債で担保を確保をしています。

 

仕組債と日本語に訳すると表記されますが、私たちが考えるハイイールド債(リスクの高い低格付け)ではなく高格付け機関(ドイツの○○やゴー○ドマン・・・)が発行するPrincipal Protectedです。

 

中身は企業秘密であるものの個人では購入できない金額で購入(契約提携)することで利回りと元本を確保しています。

 

Principal Protected=元本保護債

Principal protection derived from structured notes provided by highly rated financial institutions=格付けの高い金融機関が提供する仕組債から得られる元本保護

 

ITAのS&P500インデックスは米国有名企業のファンドを直接購入している訳ではありません。

 

 

破綻や潰れるリスクはないのか?

 

ここまでメリットを上げてきましたが、定期預金と違い元本保証もなければ預金保護制度もありません。

 

またITAが満期までに破綻しないか?潰れたりしないのか?こればっかりはITAで働く社員もほんの一部の上層部でないとわからないでしょう。

 

この問題をクリアにするのが格付け機関の評価です。

AM Bestについて

 

About AM Best

Founded in 1899, AM Best is the world’s first and largest credit rating agency specializing in the insurance industry. Headquartered in the United States, the company does business in over 100 countries with regional offices in New York, London, Amsterdam, Dubai, Hong Kong, Singapore and Mexico City.

AMベストについて

1899年に設立されたAMベストは、保険業界を専門とする世界初かつ最大の信用格付け機関です。米国に本社を置く同社は、ニューヨーク、ロンドン、アムステルダム、ドバイ、香港、シンガポール、メキシコシティに支社を置き、100か国以上で事業を展開しています。

 

出所:ITAホームページより

Investors Trust Credit Ratings
Investors Trust is the global brand representing the ITA Group of companies. ITA Group is an international group of insu...

 

A-(Excellent)という評価については財務が安定していなければ(エクセレント!)という評価はしてもらえないので一つの判断材料となります。

 

 

学資資金や老後資金は無理のない資金で積み立てを継続すること

 

ここではより具体的に積み立てて行くシミュレーションを試算してみました。

ITAのこのプランの年間最低拠出は2400ドル(USD)です。

毎月、3ヶ月、6か月、年間払いなど方法は選べますがここでは毎月200ドル拠出していきます。

1ドル=100円で計算

リターンが4%の場合の投資商品を積み立てた場合、元本総額は20000円×12ヶ月×15年=360万円となります。平均4%のリターンがあれば最終積み立て金額は約492万と試算されました。

元本確保140%であれば同額を投資すれば360万円×140%=504万相当(実際はドル建て)となるので概ねリターンは4%前後で投資していることとなります。

 

出所:楽天証券 シミュレーションから

 

190%の場合は360万円の元本が684万円(実際はドル資産)とほぼ2倍の数字です。

 

 

まとめると

 

ITA(インベスターズトラスト)のS&P 500インデックス15年プランは継続していれば元本以上の140%が確保されています。

さらにインデックスの成長次第では+αも期待が十分可能です。

 

前回の記事でも書きましたが、条件達成する為には無理のない金額で毎月ではなく余裕がある時にまとまった資金を年払い(最大3年分前払い可能)しておくことです。

 

国内証券口座からS&P 500への積み立て投資もしつつ、もう一つのカゴ(海外)に振り分けることで分散ができます。

 

メリット、デメリットを理解した上で日々株価をチェックすることなく本業に集中ができて、貯金ができないタイプの方は定期的に引き落としてくれるクレカ引き落とし投資としてほったらかしが可能です。

 

ありがとうございました。

 

追伸

数年前からすでに積み立てをしているけれど、毎月の支払いがつらい・・。

減額や一時停止をしてしまうと元本確保の達成条件から外れてしまう・・・。

転職して当時より収入が減り投資に割く余裕資金がなくなってきた・・・。

など当初の気持ちとは事情が変わり、解約(手放す)を検討している方は一度メッセージください。

購入を検討している方とマッチできるかも知れません。

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