後悔した時では手遅れの積み立て投資と外貨建て保険。契約前に知っておきたい3つの条件!

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投資で資産運用する方法には「毎月積み立て」や「一括払い」、「年払い」などがあります。

 

この支払い期間の選択は株式投資(投資信託)にも当てはまるし運用目的の保険にも当てはまります。

 

これから積み立て投資や外貨建て保険を検討している方にとっては、会社によって販売されている商品が様々ありますが、

今回の趣旨は

『何年後に何%(保険で言う返戻率)と決まっている商品』

の見極めポイントを知ってもらえれば幸いです。

 

コンシェル
コンシェル

S&P500株価指数や全世界株式指数に連動しているインデックスファンド(投資信託の購入)とは違うってことね。

 

 

JINジン
JINジン

そうです。投資信託は何年後に何%っていう保証はありません。

保険商品などには何%保証ってのがあります。

私が外貨建て保険や積み立て投資を購入(契約)する時に注意する点は3つあります。

 

・満期(目標達成期間)後の返戻率は何%か?

・損益分岐点は何年後か?

・販売窓口はどこか?

 

以上3点を理解していれば仮に当初の目標と変更があったとしても損失は軽傷で済みます。

 

しかし、目標額だけに目が行ってしまうと損益分岐点が15年後であったり、相談しにくい会社で申し込みをしたばっかりにアフターフォローがなかったりします。

 

こうなると、商品本来自体は悪くないのに「その商品が悪い」と論点がずれてしまいます。

 

そうならない為にも、購入前にしっかりと理解しておいてくださいと言いたいです。

 

 

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15年後に1.5倍と言う積み立て商品と外貨建て保険

 

セミナーやFP(ファイナンシャルプランナー)から外貨建て保険の提案を受けたとします。

※自分で調べても結構ですが、設計書作成にFP所属などの代理店は必要

満期後の返戻率は販売者側からすれば最大のセールスポイントであるので購入者は皆知っていると思います。

判断基準となりますから。

 

15年後に150%だと1,000万円が1,500万円ってことよね。

私は今50歳だから65歳で受け取れるのならいいかも?

 

 

はい、毎月の積み立て額は約55,000円(年間66万円)15年総額990万円となります。

 

10年で100%、15年で150%、20年で200%のという商品(プラン)はよくあるパターンで円建てであれば損はしない、外貨建てであれば為替次第と言えます。

 

10年後に100%は元本が戻ってきたので損も得もしていません。

15年後は150%で受け取れるので1.5倍になるという考えも間違っていません。

 

 

JINジン
JINジン

ここまで聞くと、長期積み立てだと資産形成できるのでは?と感じます。

 

 

損益分岐点は何年後か?

 

続いて理解しておきたいポイントは損益分岐点です。

※損益分岐点=その時点で解約した場合に戻ってくる金額が損も得もしない(為替は考慮しない)

 

当初の目的では余裕資産で毎月5万円を積み立てて運用していくぞ!

と決めていても3年後に気持ちが変わってしまうことも無くはないです。

 

他にいい商品(運用先)が見つかったからそっちに変更したいわ

 

では当初に入った商品を3年後に解約した場合の解約返戻金はいくらなのか?

 

必ず設計書を確認しおいてほしい点です。

 

JINジン
JINジン

我が家が購入した外貨建て保険の1年後の解約返還率は97.8%でした。(購入時と為替レートが変更ない場合)

海外で運用している商品は7年ぐらいが損益分岐点です。

 

やってはいけない!購入してはいけない積み立て投資と外貨建て保険の損益分岐点は10年以上先であったり、それこそ満期までに解約すれば元本割れする商品です。
 
継続することの難しさはやってみると難しいってことが分かります。
 
ダイエットがいい例です。
痩せたから継続を中断するとリバウンドが襲ってきます。
 
毎月5万円を10年間、15年間と継続できる人は几帳面で繊細で真面目でないとできません。
 

コンシェル
コンシェル

続けるのってほんと大変、つみたてNISAも売ってしまったわ・・・

途中で計画変更しても軽傷で済むような積み立て商品を選ぶようにしてください。

 
 

販売窓口はどこか?

 

これも大事で「A」という15年後150%に増える商品があっても

 

・販売会社から購入したのか?

・セミナーで紹介されて手続きしたのか?

・セミナーや相談窓口でFPに提案されて手続きしたのか?

 

契約後のサポートはどこの誰がしてくれてどこに連絡すればいいのかを明確化しておくことです。

 

その契約が10年、15年、20年と長期になればなるほどその後のお付き合い方が重要となってきます。

 

FP(ファイナンシャルプランナー)には企業系と独立系があります。

大手の生命保険会社(日生や住友など)のようにその保険会社の職員が窓口の場合はアフターサポート的には安心です。

 

FPも企業に属しているFP(保険見直し本舗など)と独立したFP(独立系ファイナンシャルアドバイザーなどと呼ぶ)があります。

 

契約時の窓口にさえなってくれればその後は販売している保険会社がサポートをしてくれるところは長期間になるほど安心です。

 

JINジン
JINジン

FP経由で契約しても契約後は保険会社のマイページから対応してくれる商品は安心です。

しかし、特殊な商品をFP経由で手続きした場合その後は誰に相談すればいいの?とならないように先のことを考えなければなりません。

 

 

結局のところ、いくら中立の立場で提案しています!と謳っていたところでFPもいち会社員であるので相談料や紹介料、契約後の手数料から収入を得ています。

 

どちらもハッピー(幸せ)ってのが理想ではありますが、保険会社だけが儲かる商品はどうにか改善してもらいたい気持ちでいっぱいです。

 

 

まとめると

 

やってはいけない!買ってはいけない!積み立て商品と外貨建て保険は

 

・目標達成後の利回り

→(増えたことだけを想定するのではなく)

 

・途中で気持ちが変わった場合に解約した返戻金がその金額で許容できるのか?

→損益分岐点は何年後か知っておく

 

・購入に至った窓口の方と目標達成後まで相談できるのか?

→販売者側はあなたの契約で利益が(収入が)発生しています。これ自体は悪いことではないですが購入者のサポートはしっかりとしてくれる入口に入りましょう。

 

 

WIN-WINという言葉(どちらもハッピー)がありますが、順番的には紹介者が先にハッピーとなり、満期後に契約者がハッピーとなります。

 

満期までに至るリスクは紹介者が取る訳ですから言葉のマジックにはなるほど!と考えさせられます。

 

購入前に知って頂き幸せになってもらえれば幸いです。

 

ありがとうございました。

 

 

 

余談

保険商品がネットやSNSで叩かれる原因は契約した時点で元本割れスタートしている商品だからです。

 

損益分岐点が長い商品(10年後など)は初めに保険会社と紹介者(FP)に手数料などの収入が入ります。

 

2年以内に解約するとほとんど積み立てた金額が戻ってこないのもその為です。

 

JINジン
JINジン

この商品を15年続けたらお客様は儲かります。

(途中で解約したら損することは黙っておこう)

 

この商品を契約して頂けたら私が儲かります(笑)

頑張って積み立て投資を継続しましょう!

 

上手くできていますね!

 

保険会社が滅多なことでは潰れない訳です。

 

では投資信託の購入はどうなのか?

 

こちらもメリットもデメリットも想定できますね。

 

 

 

 

 

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