最近TVのCMでもたびたび見かける『保険の無料相談』は休日に限らず店舗にもよく相談者が来店しているのを見かけますよね。
イオンモールなどのアウトレットモール、駅近などショッピングモールに競合他社がひしめき合っているように感じます。
保険の見直しや新規加入を検討している方にとって『無料』で相談できるのは嬉しい反面不安もありますよね。
『無料』タダほど怖いものはない!って思うかも知れませんが、私たち『カモ』とならない為には知識が必要です。
なんせ保険には不必要なオプションが満載です。
欲しい車の販売店では不必要なオプションは削るのに保険では言いなりの契約をしている人が多いこと・・・。
『保険で資産運用』も実はできなくはないのですが、保険会社の手数料が引かれる分『債券』などの投資と比べるとリターンは少なくなります。
しかも保険商品は個人では買えず(ネット保険は加入手続きができますが)外貨建ての一時払い保険は保険会社の職員か代理店を通さないと(しっかり説明を受けないと)申し込みはできません。
ということで、保険会社数社の見積もりを見てどれにしようか、買うか買わないか判断する目的で『保険の無料相談』を利用しました。
結論から言いますと
10年以内に満期・解約できる『ドル建て保険』に加入を決めました。

デメリットはアクティブファンドならではの手数料ですかね・・・。信託報酬率は1.727%でした。

元本減ってでも分配金を受け取るのはタコ足配当です。分配金受け取って基準価額目減りしてしまっては本末転倒ですね。
その点この商品は分配金がでない月もあります。
基礎知識はある程度理解した上で、こちらの要望をメールで申し込み時に記入しています。
今回は銀行や金融機関に勧められた訳ではなく、自主的にこちらから要望したプランを持ってきてもらいました。
ドル建て保険にも
・変額保険で運用するドル建て保険
・ドル建て債券で運用するドル建て保険
・初期費用が高い、途中解約で大きく目減りする保険
など、本当にたくさんの種類があるので一概に全てのドル建て保険が悪いとは言い切れません。
ケースバイケースです。
そこの判断が難しいので、そこも含めて相談してみるといいかも知れません。
保険の窓口はなぜ無料か?
冒頭にも書いたように保険の無料相談の相談は無料です。
いろんな保険会社の商品を比較検討しようにも個人では最新の設計書を出すことはできません。
大手の保険会社一社(日本生命や住友生命、明治安田生命など)よりも複数の保険会社の商品を取り扱う保険代理店の方が幅広い選択が可能です。
その幅広い商品をアピールして契約してもらうのが無料保険相談のお仕事です。
契約してもらえたら手数料収入が入るので利益はそこから生まれています。
無料相談と有料相談はどちらがいいのか?
よくあるコメントが

無料相談は売るのが仕事だから中立公平な視点ではない!
しかし、有料だからといってそれが相談者の利益につながるか?と言われれば

そんなこともありません。相談料だけ取られて勧められたのは手数料ぼったくりの商品だった。という声もあります。
アドバイスする側の時間を買っているので相談料を頂くのは至極当然の権利ですが『当たり外れ』も当然あります。
保険を必要な分だけ備えられているのか自己分析できている人は一握りですから、皆不安に備えて加入しています。
資産の少ない若い世代で子どもが小さい場合、毎月数千円で1000万円や2000万円の保証が得られるので、見直す価値はあります。
まずは保険のリテラシーを上げるためにも一度利用してみてくださいと言いたいです。
※不動産セミナーよりは全然安心です。
当ブログおすすめ無料保険相談
いざ、どこかおすすめの保険相談ありますか?
と、問われた際にお答えしているのが以下の3つの保険相談です。
保険見直し本舗
全国300ヵ所以上の「保険見直し本舗」相談窓口で、生命保険に関する疑問や悩みをファイナンシャルプランナーに【無料】でご相談いただけます。
約40社の取扱保険会社があります。
近所の複合施設があるのですが、ちょくちょく相談に訪れている家族を見かけます。
ファミリー層からシニア層まで幅広い印象です。
もちろんオンライン相談も可能です。
FP相談by保険チャンネル
こちらの保険相談は保険相談に限らず資産設計の相談から幅広い相談を住んでいる地域のファイナンシャルプランナーの顔と経歴や自己PRを確認してから選ぶ事できます。

大阪のファイナンシャルプランナーはなんと121人も選ぶ事ができます。
こちらが指名できるのは、どんな人が来るのか分からない!という不安が軽減されるのでいいですね。
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この指名できるシステムはあまり知られていないと思います。
女性の方が同じ年代の女性に相談したい!という希望も叶えられます。
ゼクシィ保険ショップ
新婚夫婦が結婚前に読む雑誌といえば『ゼクシィ』
結婚後の費用や出産、マイホームなど保険の見直しだけでなく総合的にこれからのお金について相談可能。
20代、30代など向けです。
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ドル建て保険について聞いてみた結果
ドル建て保険=米ドルでの保険運用の事で、今回は保険の見直しというよりは、新しく増やすのが目的です。
なぜこのタイミングで外貨建て保険(ドル建て保険)なのか?
それは
2022年からアメリカの政策金利の上昇に伴い積立利率が高まっているからです。
このタイミングで為替を考慮しないで利回りの良い商品はないのか?
外貨建て保険のデメリットを知った上での提案を受けてみたかったのです。
結果は
10年満期の一時払いドル建て保険に契約することになりました。
決めては返還率(リターン)が145%と1.45倍になるからです。
1000万円が1450万ではなく、ドルベースです。
※分かりやすく1000万と言いましたが、1000万も実際には支払っていません。
つまり解約時の為替次第で円で受け取る金額は変わります。ここがポイントですね。
積立利率4%台と聞くと多いように感じますが、実質利回りは3.81%ぐらいになります。
話が変わりますが
ドル建て社債(債券)の5年満期のものも保有してますが、利回りは5%超えです。
米国発行の米国債(20年満期償還)は4%超えです。
知識がある方は外貨建て保険より米国債の方が利回りは大きくなります。
後は税金(課税方式)の問題です。
保険は50万円までの利益に対する非課税方法(一時所得)があるので、投資金額をうまく活用すれば節税できるかも?
以上、余談でした。
以上の事からまとめると
今回利用した保険の無料相談のFP(ファイナンシャルプランナー)はすごく喜んでくれました。
出会って早々外貨建て保険に一括で支払うプランを何社か見積もってほしい!
後日持ってきてくれたシミュレーション(3社)の中から一番分かりやすいプランに決定→加入ととんとん拍子に進んだからです。


その節はありがとうございました。市場金利の下がったタイミングで債券価格が上昇すればまたご連絡差し上げますね。
保険の無料相談は変に身構えず気軽に相談だけでも店舗が空いていればいいと思います。
その中で見直しに検討する商品があればラッキーです。
私は変わり者のように『ドル建て保険』について話を聞いてきましたが、だいたい想像通りの内容でした。
これだけ日本と海外の金利差がある以上『外貨』で運用しない手はないと感じています。
ドル建て商品のデメリットは為替レートです。
しかし、10年後のドルー円の為替を当てることなんて不可能です。
それならば、せめて金利が高い商品で運用を続ければその利回りは得られます。
ちなみに
あそこの相談所が良くて、どこがおすすめか!というのはありません。
結局は人と人ですので長く付き合えるFPを選ぶのが失敗しないコツだと思います。
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