部屋の掃除をしているとソニー生命の変額保険(終身型)の加入前のシミュレーション(設計書)が見つかりました。
覚えている内容は
・提案内容と保障金額
・何歳まで保険料を支払うのか?
・保険料の総額はいくら支払うのか?
・運用実績に応じて解約返戻金が変動すること
です。
そして設計書には特別勘定の運用実績が0%の時、3.5%の時、7%が記載されていますが、はたして楽観的に自分の都合のいいように7%で計算していいものか?
加入から7年が経過して確認してみると
2022年8月時点での運用実績は約8.5%で運用されていました。
それでもコツコツと変動保険金額は増えていっています。
(保険料支払っているので当然ですが・・)
過去に数回変動保険金(積立金)を減額したので減額(引き出し)した分運用効率は低下してしまいました。
投資と保険は分けろ!って言っている人はこの部分がもったいないと指摘しているのでしょう!
私は保険で保障を備えつつ運用していると理解した上で加入したので変額保険は変額保険としてこのまま運用を続けて運用実績を見届けます。
参考に今(2022年8月)解約した場合、これまで支払ってきた保険料総額と解約返戻金と減額した変動保険金額を合算すれば2万円ほどのマイナスとなります。
設計書では7年後に7%の運用実績で解約した時の返戻金額は約9万円のマイナスでしたので8.5%の運用実績は間違いではないようです。
ここまでくれば支払い完了する60歳までこのまま持ち続けてやろう!って気持ちになりますね。
解約返戻金は60歳から加速していくので志し半ばで亡くなってもよし!(保険金を家族に)解約して老後資金を孫へ使ってもよし!(解約返戻金)と考えています。
ポイントは負担となり過ぎないことです。家計に収入に対する割合が保険料でストレスになる金額ではしないことです。
ソニー生命の特別勘定資産とは
ソニー生命の変額保険というカテゴリーには一定期間を保障する「有期型」と一生涯保障が継続する「終身型」の2つのプランがあります。
※変額個人年金は個人年金保険のカテゴリー
そして8つの特別勘定を選択することができます。
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引用:ソニー生命
https://www.sonylife.co.jp/examine/lineup/list/variable/features.html
私は終身型を選択したので一生涯保険金額は最低金額保障されているので運用先はリスクとリターンの幅が大きい『世界株式型』を選択しています。
投資は投資、保険は保険っていうけれど
投資と保険を混ぜては危険って話を聞きますが、あなたはどう感じますか?
例えば保険料は毎月4,500円とします。年間約55,000円です。
ここでは計算しやすいように5万円としましょう。
投資で年間50,000円を8%で運用した場合
投資だと全額(手数料は計算しない)運用できるので年間5万円x8%=約4,000円の配当が得られます。
税金約20%引かれて税引き後は3,200円が手元に残ります。
再投資型の投資信託などであれば4,000円がそのまま翌年運用できます。
変額保険で年間50,000円を8%で運用した場合
変額保険で年間5万円を全額変動保険金では運用できない(配分は公開されていない)が運用実績が8%であるので年間4,000円以上が変動保険金額に加算されていれば投資で運用するのと同じ効果が得られます。
また利益の繰延べをしているので減額をしなければ年単位で税金も引かれません。
※この辺りは投資でも再投資の投資を選択していれば同じです。
つまり少額(年間10万円以下)であれば保険の方が死亡保険金も備わっている分運用効率はいいように感じます。
小さな金額で大きな保障を得るなら保険の方が保障は残せます。
(子どもちゃんが小さい時期は特に!)
運用実績はいい時もあれば悪い時もある
ここまではリターンが増えていくパターンばかりを考えてきましたが、投資と保険どちらも運用している以上、上がる年もあれば下がる年もあります。
20年間など長期で見ていくと預金との差は出てきます。
景気の悪い年の投資で運用している株価(価格)の下げ(含み損)にどれだけ耐えれるのか?
安易に保険は運用効率が悪い(手数料が勿体無い)からと言って解約して投資に乗り換えるのも早計だと感じます。
保険金という保障だけで見れば掛け捨て保険もあり
生命保険っていろいろな商品がありますが、家族への保障(自分に万が一のことがあった場合)だけを考えるなら『掛け捨てタイプの保険』が一番です。
年齢にもよりますが定期保険の場合、2000万円の保障で保険期間10年30歳男性の場合1,850円で家族へ保障を備えられます。
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引用:アクサダイレクト生命
まとめると
変額保険の特別勘定運用先『世界株式』を、これまで7年間選択してきましたが、実績は8.5%と悪くはありません。
毎月の保険料はたったの4,500円(年間55,000円)での成果です。
保険料が25,000円(私の5倍、1000万円の保障)ぐらいの方は変動保険金額(年金額)も多い分、運用実績ももっとあるかも知れません。
※変動保険金額(年金額)が5万円ある人と50万円ある人では運用実績が年間8%ある場合増えていくスピードが変わってきます。
終身型の変額保険は加入時から保障金額分(死亡保険金)は最低限保障されるので
運用だけではなく家族に保険金を残してあげることも可能です。
毎月の保険料が負担とならない金額であれば大きく支払い損!となることはないのではないでしょうか。
そして変動保険金額は20年後ぐらいを境に解約返戻金も加速していくので(設計上)解約はしないで今後も経過を観察していきます。
ありがとうございました。