2017年に香港で購入してきたサンライフの生命保険ですが、先日IFAより1通のメールが届きました。
なんでも「2018年より設定された保険業管理局によるLevy(保費徴非
と言う内容です。
保険料は購入時にまとめて支払ったはずだけど、追加で費用が発生するとはどういうことなのか?
どうやら
2018年以前から以降をまたぐ購入者がLevyの対象となっているようです。
IA(Insurance Authority)ではプレミアム賦課金に該当するようです。
追加徴収って聞くとどれぐらい取られるのか?と不安になるかも知れませんが安心して大丈夫です。
年間保険料の0.1%(100万に対して1,000円ほど)と、投資金額にもよりますが、お知らせが届いたら必要経費だと割り切るしかありません。
対象者はIFAより連絡(メール)がきたら支払い方法を相談してササッと振り込みましょう。
IA(保険業監管局)とLevyについて
IA(Insurance Authority)とは政府から独立した新しい保険規制機関です。
保険規制当局(「保険規制当局」)は、2015年12月7日の保険会社(改正)条例2015(「改正条例」)の開始に伴い設立されました。IAは、政府から独立した新しい保険規制機関です。設立の目標は、保険業界の規制の枠組みが時代に対応し、香港の保険業界の着実な発展を促進し、より良い保護を提供することを保証することです。保険契約者のために、そして国際保険を遵守します。監督者協会は、保険規制当局が政府や業界から財政的および運営的に独立しているべきであると規定しています。
2017年6月26日、保険規制局は、政府部門である保険委員会事務局を引き継ぎ、保険会社を規制し、2019年9月23日、保険仲介業者を規制するために3つの自主規制機関に取って代わった。
3つの自主規制機関は、香港保険会社連盟、香港保険コンサルタント連盟、および香港専門業保険ブローカー協会の下にある保険代理店登録委員会です。
出所:保険業監管局の歴史
保險業監管局 - 歷史
Levyとは?検索(翻訳)すると、徴収や賦課というキーワードが並びます。
購入者は税金などを割り当てて負担しなければならないものだということが分かります。

ここではIAの運営費に当てはまります
Levyに関しては2018年にも保険会社から郵便物として届いており、IFAに相談した事があります。
(当時はIFAが負担してくれたのか送金したのかは覚えていませんが・・・)
3年ぶりに連絡(メール)があった今回は支払うことになりましたので手続きを済ませました。
メールの内容だけではどういうことか分からなかったので、詳しくは保険業監菅局(Insurance Authority)に記載されておりましたので興味のある方はご覧になってみてください。
2018年1月1日以降、保険契約者は保険会社を通じて保険規制当局に保険料を支払う必要があります。
Insurance Regulatory Authority(Insurance Regulatory Authority)は、設立の初期段階での運営に資金を提供するために政府から資金提供を受けました。長期的には、IAは保険会社、指定保険持株会社、保険仲介業者、および特定のサービスのユーザーから保険料を徴収し、料金を徴収して、日々の運営費を賄い、経済的自立を実現します
出所:保険業監菅局(Insurance Authority)のホームページより
対象者は2018年1月1日をまたぐプラン購入者?
自分はこのプラン以外にも海外保険に投資していますが、Levyの追加(不足金)徴収などのお知らせは来ていません。
つまり2018年以前に購入したプランだけが対象となっています。もしくはIFAの手続きの問題だったのかも知れませんが、結果的にIFAとの連絡手段の確認にもなりましたので面倒ですが良しとしましょう。
当時は香港に行って直接購入すれば自分名義で手続きは完了しましたが、今では信託会社を経由しなければ購入することはできません。
理由は色々と想像できますが・・・。
まとめると
Levyは保険業監管局(IA)の運営にかかる費用を賄い、2018年1月1日以降の購入者は保険料の約0.1%を徴収されているという仕組みの事であります。
このプランは2017年に一括で支払いが完了している(全期前納)プランですが、ポリシー上は5年払いである為に2017年には必要がなかった徴収費(Levy)でも2018年以降の分が追加で必要となったのだと推測しています。
投資信託でも年間のコストは発生するのでこれは仕方がないですね。

2018年以前に保険プランを購入した方は同じように通知が来ているかも知れませんので購入した月は要チェックです
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