暗号資産(仮想通貨)の確定申告の準備として各取引所から年間取引報告書が届いた後にすることが「暗号資産の計算書」(国税庁ホームページ)を利用した所得の計算です。
※雑所得として年間の所得(収入−経費)が20万以上の利益確定した場合
暗号資産取引所によっては2月まで年間取引報告書が届かなかったりもするので、後回しにしていると結構面倒だと感じます。
私は2020年に初めて暗号資産(仮想通貨)を売却したので調べながら計算した訳ですがそこそこ時間を要しました。
・譲渡原価とは何なのか?
どうやって計算するの?
・暗号資産交換所から年間取引報告書が届いたから計算書(Excel)ダウンロードしたけれど開けない?
MicrosoftのExcelがそもそもこのパソコンにインストールしてないわ・・・。
出所:国税庁ホームページより
暗号資産に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和4年12月)|国税庁
ここでは
・暗号資産の取引があり確定申告しなければならない人
・.XLSXファイルが開けない人
に向けて記事を作成したので、該当しない方にはここで終了となります。
[chat face=”woman1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]昨年売却した暗号資産の確定申告の計算しようと思ったけれど、ファイルが開かないわ・・・どうしよう?[/chat]
結論から言いますと
Googleスプレッドシートにダウンロードしたデータをインポートすれば解決できます。
パソコンがWindowsとMacによって微妙に数字の位置がずれていたり(Macの方が開きやすいが数字の位置が少しずれている)とどちらも一長一短ありました。
※個人のパソコンの環境によってそれぞれ状況が異なると思います。
今回はWindowsで操作しています。
エクセル(Excel)がインストールされていない場合Excelの拡張子.xlxsが開けない場合があるかも?
ここではMicrosoftのofficeを購入(インストール)していないパソコンでのエラー事例の紹介です。
先ほどの国税庁ホームページから暗号資産の計算書総平均法用(Excel/246KB)をクリックすると以下のようになりました。
ファイルの種類がXLSXファイルとなっています。
XLSXファイル(Microsoftが作ったExcelの表計算ソフト)を開くにはMicrosoftの有料ソフトをインストールしているか無料版を試さないといけないのですが、登録しなければいけません。
ファイルを開いても、保存を押してもまた新しく下に作成されるだけです。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]暗号資産の計算書でパソコンスキルがないと確定申告ができませんね・・・。[/chat]
一番簡単な方法はGoogleのchromeからスプレッドシートにインポートすれば解決できます。
利用するにはGoogleアカウントがあれば利用できます。
Google chromeとアカウントがあればスプレッドシートにインポート
暗号資産の計算書から離れていますが、基本がなければ先へ(確定申告の準備)進めません。
MicrosoftのedgeやYahooジャパン、Googleのブラウザから「ぐーぐるく(何でもいい)」と検索してみるとGooglechromeがヒットします。
すでに利用している方は先へ進みましょう。
出所:Google検索から
ダウンロードしてインストールすれば、右上にアプリが表示されます。
今回はGoogleスプレッドシートからExcelのファイルを表示させるようにします。
インポート先の場所を選択します。
データをインポートすれば
とりあえず計算書に年間取引報告書の数値を入力できるようになりました。
まとめると
①暗号資産の計算書は国税庁ホームページから暗号資産の計算書がダウンロード(インストール)できる。
※ 暗号資産交換業者から送付される年間取引報告書を利用して計算する場合は、「総平均法用」を利用する
②ファイルは002.xlsxというExcelファイルだが、開けない場合もある
開けないと先に進めないので、互換性のあるGoogleのスプレッドシートを利用する
表示サイズが若干見にくかったりもするが計算は可能
この辺りは暗号資産交換業者が全て計算してくれるようになれば(株式投資の特定口座のように)いいが、雑所得と区分されている現在のルールでは非常に面倒であると感じます。
20万円以上の所得を確定(売却)するんじゃなかったと少し後悔しています。
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