海外に郵便物を送る時に利用していたEMSですが、2021年1月1日からルールが少し変わったと局員の方から説明がありました。
2020年までは郵便局に行ってEMSを購入して書類などを入れ相手の住所を手書きで書いていました。それが2021年からは「手書きのEMSラベルなど」では郵便物が届かない場合があるということです。

実際に窓口にはタイミングよくEMSで中国に書類を送りたいという親子(高齢者)が来て職員さんとの説明を隣で聞かせて頂きました。
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出所:郵便局 国際送料EMS料金表より
アジア(中国)に800gまでの書類を送る場合の料金は1820円なので戻ってきては郵便料金が無駄となってしまいます。
今後、郵便局(日本郵政)を利用した海外配送(EMS,国際小包、小型包装物)は【国際郵送マイページサービス】を登録して利用する流れとなりますね。
国際郵送マイページサービスの使い方と登録をしておく
海外に友人知人、家族親戚が住んでいれば国際郵便は避けては通れません。郵便局でも電子データ化されているので他社の配送業者も近い日に電子化となるのは確実でしょう。
スマホやパソコンがさわれるのであれば設定は簡単にできるので郵便局に行く前に先に済ませておきましょう!
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郵便局 ホームページ
https://www.post.japanpost.jp/int/charge/list/ems_all.html
マイページサービスに移動すると個人のお客様か法人のお客様か聞かれます。
新規会員登録の入力事項は長いので頑張ってください。
メールアドレスとパスワードが設定できれば登録は完了です!
ログイン後の画面
利用するには専用のパウチ(貼り付けるナイロン製の物)が必要らしいですが、送る箱や大きさによっては必ずしも必要ではありませんでした。
※ゆうプリタッチから印刷されてきたシールをそのまま送る商品に貼り付けていた。
大きくない郵便局では国際郵送作業も慣れていないのかも知れません。
パウチはこれ

はい、あれです。
スマートフォン版の使い方

スマートフォンからログインして発送先の情報と発送元の情報を入力すればメールアドレスに二次元コードのリンクが発行されます。
メールで届く二次元コードを表示させて郵便局にあるゆうプリタッチにかざせば発送に必要なラベルが印刷されます。
あとは発送したい梱包した商品をもって窓口に行けば郵便料金を計算してくれます。
スマホで必要事項記入時の注意点!
やってみて感じた事は「送る商品の重さが分からない」事です。
事前に計量しておかないと郵便局でスムーズに処理はされなくて(多めの重さに設定しておくと問題ないですが)電子データの重さと実際の重さに差異があると・・・。
自宅に計量計りはなかったので、クッキング用を買いました。
出所:郵便局
国際eパケット料金表

国際eパケットについてEMSとの違い
国際eパケのメリットは郵送料の安さです!
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出所:郵便局
まとめると
海外発送に非常に便利だったEMSや国際eパケットは「通関電子データ」を事前に送信することが義務化されました。
セキュリティ向上の為には必要な事ですが、皆が皆国際郵便マイページサービスを使いこなせるのか?と言われれば疑問が残ります。
郵便局員さんも大変かと思いますが、一度登録しておけば非常に便利(早い)なのでパソコンやスマホがない方でも使える仕組みができるといいですね!
無事返還されることなく届きますように!