海外のオフショア保険は保険会社と直接連絡を取り合うのではなくIFAという代理店を介して購入するケースがスタンダードです。また商品によっては直接購入するのではなく信託(トラスト)、つまり信用して委託する事もあります。
2018年頃から新しく信託会社を経由した手続きでないと購入出来なくなった保険会社の商品もあります。
それまではIFAから直接購入出来ていたものが出来なくなって来ているので少しずつ海外保険のハードルは高く成りつつあると感じられます。
具体的には
保険会社ーIFAー購入者
だったのが、今では
保険会社ーIFAー信託会社ー購入者
といった感じになります。
なぜこう言った仕組みとなったのか?詳細は伏せますが理由があるようです。
つまり
海外のオフショア保険を購入する事は今でも可能ですが、手続きの書類や購入者側の負担も少し増えました。
どちらにしても購入のしやすさは年数を重ねる毎に難しく成りつつあります。
信託会社経由になった事でのデメリットは
・2年目に手数料が引かれる可能性がある
きちんとしたIFAでは説明してくれる
・信託会社経由期間に購入者に万が一の事がおきた場合の手続き
同じくきちんとしたIFAでは説明してくれる
大きな声では言えませんが、申込者が増えている事から信託期間が設定され、また期間も延ばしていると言った声も聞こえます。
オフショア積立投資ではなくオフショア保険にはこう言った仕組みが取り入れられています。

信託会社経由(トラスト契約)ってどうなるの?
オフショア保険を購入する流れとしては内容を知り納得した場合にIFAで手続きをするのですが、現地にしても郵送にしてもサインをします。
(内容に同意した事による)
信託会社を経由することも書類に含まれているので同意の上であればサインをするだけです。
要は直接購入できない事情がある場合に信頼して委託するのです。
・・・。
信託会社経由は日本在住者のみ
オフショア保険の購入に関して信託会社を経由するといった方法は『日本に住んでいる人』が対象となります。
海外に仕事等で駐在している場合は直接IFAから購入できます。
つまり・・・そういうことです。
日本在住の日本人は避けては通れないので信託会社経由のプランを受け入れないと申し込めません。
(そんな大層なことではないです)
今後の流れ
資産を増やすには海外に目を向けなければならないことが海外投資(主に米国株)を通じて広がりを見せています。
では海外の株や投資信託から海外の保険商品の利回りを知る人が増えてしまうことは保険業界にとってよくないと感じる方も出てきます。
だから徐々にオフショアのハードルが高く成りつつあるのではないかと素人ながらに考えています。
もしも国内の生命保険が優れていれば誰もオフショア保険なんてしないでしょう。
でも国内の保険があまり優れていなければアンテナの高い人は『他にいいものがないか』探す旅に出かけます(行動する)。
そしてこっそりと購入している人もいる・・・。
ただし保険会社としては一気に申込者が増えると規制が厳しくなるので信託期間を設けて分散している・・。
信託期間が設けられているという事はそういう見方になりますね!
外貨の分散は証券会社の手数料が低くなったことからも急激に増えています。
株式や投資信託は攻めの投資です。リターンも高いが○○ショック時は資産が半分になることもあります。
対して
債券や保険、現金は守りの投資です。
リターンは小さいがコツコツ継続することで元本割れのしにくい資産形成が築けます。
どちらも一長一短あるのでどちらも組み入れるのがいいと思います。
海外保険は長い目で見れば守りの投資だと感じています。