
こんにちは、海外オフショア投資しているサラリーマンJINジンです。
私達の生活にはあまり馴染みのない投資と保険の話しですが、貯蓄だけでは増えない時代なので投資の話しは大切な話です。
国内だけではなく海外の事も知っておいて損はありません。
ここではさらに馴染みのない香港の【海外オフショア積立投資】と【海外オフショア保険】の違いについて香港のとある方、関係者さん、投資仲間さんに色々と聞いてみたので書ける範囲でまとめました。
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結論から言いますと
どちらもオフショア投資という括り(くくり)では同じです。
【投資信託と生命保険】というイメージだと分かりやすいと思います。

定期預金だと思っていたら投資信託だった!外貨預金だった!
とならない為にも
積立投資と養老(生命)保険について知って頂けたらと思います。
これらの商品は大手金融保険会社(ここでは保険会社とする)では保険商品も投資商品もどちらも取り扱っている所もあるので
この商品は
・積立商品なのか?
・生命保険(貯蓄型養老保険)なのか?
分かりにくいのが現状です。
参考に保険と名前に付いているけれど中身は積立商品なのがコチラ
保険商品はコチラ
どちらも一例です。
他にもクーポン商品、年金、医療、期間に短い定期預金のような商品もありますが、一度に詰め込み過ぎるとパンクするので
①子供や家族に万が一の保証を備えたいのか?
→初年度から保険金は投資した金額の2倍以上あるが、解約時の増え幅は②に劣る
②確実に老後資金を貯めていきたいのか?
→死亡保険金は増えないが、解約返戻金額の増え幅が①より多い
はじめは目的で決めるといいと思います。
オフショア投資は富裕層だけではない時代
『オフショア投資』と検索してもらえれば、どういうものか詳しく書いてくれているサイトもありますが
ざっくり言うと
税金の「非課税もしくは非課税に近い税率」の地域(アジアで言うと香港とシンガポール)で投資運用することで「複利の効果で再投資」を継続できます。
メリットは毎年課税されずに満期解約時まで効率的に運用ができることです。
年単位での配当金や利子、分配金があれば確定申告の対象となりますが、基本的には満期まで継続です。
複利で再投資のメリットは節税しながら運用できることです。
※税金を支払わなくても言い訳ではないので勘違いのないように!

海外の金融機関で運用するには毎年分配されると申告も面倒です。無分配型で再投資する海外保険での運用は複利ってことですね。

定期的に配当金や分配金が欲しいのであれば国内証券会社の方が手続き面で便利ですね。
何もかもが海外!って訳ではなく上手く使い分けるのがポイントです。
定期的に配当金が欲しい場合は海外よりも国内の方が税務処理は簡単ですから。

全資産を国内に置いておきたくないと考える人には分散効果がありますね。
No.7456 国外財産調書の提出義務
[令和5年4月1日現在法令等]
概要
居住者の方(非永住者の方を除きます。)で、その年の12月31日においてその価額の合計額が5,000万円を超える国外財産を有する方は、その国外財産の種類、数量および価額その他必要な事項を記載した国外財産調書を、その年の翌年の6月30日までに、住所地等の所轄税務署長に提出しなければなりません(「国外財産調書制度に関するお知らせ」もご覧ください。)。
海外オフショア積立投資の特徴について
投資信託のように毎月、毎年一定額を積み立てるものです。
具体的には2年間の初期口座、貯蓄口座があるものから、定額を満期まで毎月積み立てるものがあります。
ドルコスト平均法を活用した外貨の分散投資でもあります。
(長期で円安に傾いていくと円で支払う負担が増していくのがデメリット)
ポイントは
口座の維持手数料や管理手数料が毎月、毎年引かれます。
手数料以上のパフォーマンスが出るのであればいいですが、実際の購入者の話しを聞く限り満足していない人の割合の方が多いことが分かっています(全てではない)。
満期まで継続できる鋼の意思と根気があれば償還時に一定金額が保障されるものもありますが、右肩上がりに増えていくとは限らないので老後の資産とするには少しリスクが高過ぎるように感じます。

私的には話を持ってこられても海外積立はまったくそそられません。
理由はそれなら国内ネット証券会社から「S&P500」か「オルカン」の投資信託でいいんじゃない?ってことです。

10年以上前でしたら国内NISAなどもなくメリットもあったのですが、悪質なブローカー(仲買人)もいて正しい情報が見極められないのが現状です。
紹介された読者さんに聞いてみると
積み立てたシミュレーションが毎年10%以上で増えていくなど、いいことばかり言うブローカーには是非とも気を付けてください。
海外オフショア積立保険は時代の流れによりこれからはあまりオススメ出来ない2つの理由!
海外オフショア生命保険の特徴について
生命保険のように毎月、毎年、あるいは一括まとめて支払うものです。
具体的には2年払いや5年払い、10年などに分割して支払う事でこちらもドルコスト平均法を活用していけます。
(長期で円安に傾いていくと円で支払う負担が増していくのがデメリット)
保険の特徴として保険料は短期間(最短は一括払い)で支払う方が満期時の返戻金は高くなります。
200%→219%など(例)
口座の維持手数料といったものはないですが、プランによっては一度か二度信託手数料がかかる場合があります。
ポイントは短期間で支払う事で元金の大きい状態で【複利の再投資】ができる点です。
保険商品、投資商品に限らず初めの数年は元本割れの状態からスタートしますが(初期費用などの手数料)年を重ねるごとにどんどん増えていくのが保険商品の特徴です。

年数経過と共に支払った投資金額を超えていくので老後資金に向いていると言えます。

守りの投資と言われているのはその為ですね
参考に保険証券はこんな感じです。
保険商品のサンプル 一括払い
このシミュレーションは香港の厳しい審査をクリアした保険会社に作成して頂いたものの一部です。

金額は少なめ30,000米ドルですが、身銭を切って自己投資しています(笑)
このプランだと6年が損益分岐点となります。
海外積立のブローカーがパソコンのエクセルなどで作ったものは『確定した金額(Guaranteed)』がありません。
ないですよね?
保険会社の設計書は確保した金額と不確定の金額の合計が解約返還金額となります。
実際平均的な運用利回りは4%前後ですが、減らさない資産運用は欲張らないことです。
あくまでこれまでの過去のデータですので参考程度に!
契約したい場合は現地に行かなくてはいけないのか?
よく聞かれる質問ですが、基本的に手続きは現地の保険会社ではなくIFA(代理店)に行き購入の手続きをします。
郵送することも可能ですが、信用してもらうには自分の目で見て感じることです。

事情によって(子育て、仕事が休めない)無理な方もいますのでそのような方は郵送で手続きをされています。
※2022年11月現在コロナ禍の影響で渡航はまだ難しく香港現地で契約する・・・よりも郵送で書類を提出して手続きされてます。
2023年よりようやく海外渡航が再開されましたね。
私も2019年から4年ほど香港には行っていないので、また行きたいです。
以上の事から
これまでは富裕層だけが知っていた資産の減らない増やし方でしたが、インターネットの普及から世界中の情報が入手できるようになりました。
・英字も翻訳機能や調べていけば内容も把握できること!
・海外で働く日本人がいることでサポートも厚くなっていること!
・何十万円もしていた飛行機代金もリーズナブルな価格となったこと!
給料がなかなかあがらない時代にできることは早め早めに老後資金を準備し始めることです。
NISAやiDeCoを国が進めるのは年金だけでは老後資金が足らなくなるから自分で準備してね!って言っているのです。
でもうまく運用できる人よりもよくわからない人の方が多いのが現状です。
海外生命保険はドル建て(USD)資産で一定年数継続すれば元本が確保もされるので長く持てる(維持して我慢できる)人には向いているのではないでしょうか。
ありがとうございました。
個人的なご相談があれば遠慮なくどうぞ!
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