私達の生活にはあまり馴染みのない投資と保険の話しですが、貯蓄だけでは増えない時代なのでお金の話しは大切な話です。
海外の事も知っておいて損はありません。
ここではさらに馴染みのない香港の【海外オフショア積立投資】と【海外オフショア保険】の違いについて概要を聞いてみたので書ける範囲でまとめました。
2019年香港ドルへ両替するにはどこがよかったか?国内外空港や両替所を比較
チョンキンマンションは香港の両替所として有名↑
結論から言いますと
どちらもオフショア投資という括り(くくり)では同じです。
【投資信託と生命保険】というイメージだと分かりやすいと思います。
とならない為にも
積立投資と養老(生命)保険について知って頂けたらと思います。
これらの商品は大手金融保険会社(ここでは保険会社とする)では保険商品も投資商品もどちらも取り扱っている所もあるので
この商品は
・積立商品なのか?
・生命保険(貯蓄型養老保険)なのか?
分かりにくいのが現状です。
参考に保険と名前に付いているけれど中身は積立商品なのがコチラ
日本人が契約できる海外オフショア保険はRL360°(ロイヤルロンドン)だけじゃない
分割払いにすることで積立効果にもなるが保険商品はコチラ
香港へ行き運用型海外生命保険を契約してきました。
どちらも一例です。
他にもクーポン商品、年金、医療、期間に短い定期預金のような商品もありますが、一度に詰め込み過ぎるとパンクするので
・子供や家族に万が一の保証を備えたいのか?
・確実に老後資金を貯めていきたいのか?
はじめは目的で決めるといいと思います。

オフショア投資は富裕層だけではない時代
『オフショア投資』と検索してもらえれば、どういうものか詳しく書いてくれているサイトもありますが
ざっくり言うと
税金の「非課税もしくは非課税に近い税率」の地域(アジアで言うと香港とシンガポール)で投資運用することで「複利の効果で再投資」を継続できます。
メリットは毎年課税されずに満期解約時まで効率的に運用ができることです。
年単位での配当金や利子、分配金があれば確定申告の対象となりますが、基本的には満期まで継続です。
複利で再投資のメリットは節税しながら運用できることです。
※税金を支払わなくても言い訳ではないので勘違いのないように!
何もかもが海外!って訳ではなく上手く使い分けるのがポイントです。
定期的に配当金が欲しい場合は海外よりも国内の方が税務処理は簡単ですから。
海外オフショア積立投資の特徴について
投資信託のように毎月、毎年一定額を積み立てるものです。
具体的には2年間の初期口座、貯蓄口座があるものから、定額を満期まで毎月積み立てるものがあります。
ドルコスト平均法を活用した外貨の分散投資でもあります。
(長期で円安に傾いていくと円で支払う負担が増していくのがデメリット)
ポイントは
口座の維持手数料や管理手数料が毎月、毎年引かれます。
手数料以上のパフォーマンスが出るのであればいいですが、実際の購入者の話しを聞く限り満足していない人の割合の方が多いことが分かっています(全てではない)。
満期まで継続できる鋼の意思と根気があれば償還時に一定金額が保障されるものもありますが、右肩上がりに増えていくとは限らないので老後の資産とするには少しリスクが高過ぎるように感じます。

積み立てたシミュレーションが10%以上で増えていくなど、すごいように感じますが、手数料には触れていない場合やいいことばかり言うブローカーには是非とも気を付けてください。
海外オフショア積立保険は時代の流れによりこれからはあまりオススメ出来ない2つの理由!
海外オフショア生命保険の特徴について
生命保険のように毎月、毎年、あるいは一括まとめて支払うものです。
具体的には2年払いや5年払い、10年などに分割して支払う事でこちらもドルコスト平均法を活用していけます
(長期で円安に傾いていくと円で支払う負担が増していくのがデメリット)
保険の特徴として保険料は短期間(最短は一括払い)で支払う方が満期時の返戻金は高くなります。
200%→219%など(例)
口座の維持手数料といったものはないですが、プランによっては一度か二度信託手数料がかかる場合があります(最近導入されたところがある)
ポイントは短期間で支払う事で元金の大きい状態で【複利の再投資】ができる点です。

保険商品、投資商品に限らず初めの数年は元本割れの状態からスタートしますが(初期費用などの手数料)年を重ねるごとにどんどん増えていくのが保険商品の特徴です。
![]()
保険商品のサンプル 一括払い
このシミュレーションは香港の厳しい審査をクリアした保険会社に作成して頂いたものの一部です。
ブローカーがパソコンのエクセルなどで作ったものとは違い、保険会社の名前と達成できる数字で作成しています。
実際には4%前後ですが減らさない資産運用は欲張らないことです。
※これらの商品は正確性を保証するものではなく、実際に購入した時の情報提供を目的としているので販売を促進しているものではありません。
あくまでこれまでの経験からの個人的見解なので参考程度に!
契約したい場合は現地に行かなくてはいけないのか?
よく聞かれる質問ですが、基本的には現地の保険会社ではなくIFA(代理店)に行き契約する事を勧めています。
また事情によって(子育て、仕事が休めない)無理な方もいますのでそのような方は郵送で手続きをされています
※2022年11月現在コロナ禍の影響で渡航はまだ難しく香港現地で契約する・・・よりも郵送で書類を提出して手続きされてます。
以上の事から
これまでは富裕層だけが知っていた資産の減らない増やし方でしたが、インターネットの普及から世界中の情報が入手できるようになりました。
・英字も翻訳機能や調べていけば内容も把握できること!
・海外で働く日本人がいることでサポートも厚くなっていること!
・何十万円もしていた飛行機代金もリーズナブルな価格となったこと!
給料がなかなかあがらない時代にできることは早め早めに老後資金を準備し始めることです。
NISAやiDeCoを国が進めるのは年金だけでは老後資金が足らなくなるから自分で準備してね!って言っているのです。
でもうまく運用できる人よりもよくわからない人の方が多いのが現状です。
海外生命保険はドル建て(USD)資産で一定年数継続すれば元本が確保もされるので長く持てる(維持して我慢できる)人には向いているのではないでしょうか。
ありがとうございました。