生命保険はぼったくりだから今すぐにでも解約しなさい!保険のプロは保険に入っていない!と言う話しを聞いたことはありませんか?
書籍でも販売されていますが、各ご家庭で家族構成も子供の人数や年齢も異なってくるので言われた事をそのまま真剣に受け取ってはいけません。
もったいないかもったいなくないかは損得勘定ではなく、子どもを育てている親で一般的な収入の親であれば「掛け捨て保険のコスパが最強」な訳です。
結論から申し上げると
掛け捨て保険に加入しているのは安い保険料で必要な期間だけ加入できるからです!
必要な保険金額(2000万円なのか3000万円いや1000万円なのかは人それぞれ)は高額で貯めるには数十年必要ですが、掛け捨て保険だと月々2000円ほどで準備ができます。
せめて子どもが大きくなるまで(自分で稼ぐまで)は掛けておいてあげると、子どもがいる父親(母親)としては残されたパートナーの事も含めて路頭に迷う心配は少なくなりますよね!
月々2000円✖️12ヶ月✖️18年だとしても合計18年間で432,000円ですから1年あたり24,000円の保険料で2,000万円の保証です。
もしも万が一の事故で亡くなって掛け捨て保険含む生命保険に加入していなければ残された家族はどんな気持ちでしょうか?
相続する資産もなく葬式代金に200万円使いその後のお墓は・・・。
子どもが小さい時だともう言葉になりません。
※戸建てをローンで購入していれば団体信用保険はありますね。
という事で我が家は下の子どもが18歳になるまでは掛け捨て保険解約しません!
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保険のプロが掛け捨て生命保険をあまり勧めてこない理由はメリットがない?
また今回の趣旨とは意味が異なりますが、本来資産に余裕があれば生命保険には入らなくてはいいことには同意です。
死亡保険と収入保障の二つの掛け捨て保険を使い分けている理由
死亡保険は保険は亡くなった時に受けとる一時金です。1000万とか2,000万円が振り込まれます。
収入保障保険は年金形式です。毎月10万円を10年間受け取ることができます。
あったら使ってしまうタイプの方は収入保障保険の方がいいかも知れませんね!
我が家はどちらも入って分散しています。
管理が面倒なデメリットもあるが、一時金と年金形式どちらも捨て難い。
二つの掛け捨て保険は子供たちの年齢が二十歳前後で解約予定です。
掛け捨て保険はどれぐらいかかるのか?
参考に我が家のシミュレーションです。
夫
・定期保険1000万円の保険で毎月の保険料は約1700円
・一定期間毎月10万円年金形式の収入保障保険これも約1700円
妻
・医療保険(女性特有対策)1400円
・一定期間毎月10万円年金形式の収入保障1500円
夫:保険金一時金1000万に1700円+収入保障保険に1700円の合わせて3400円が掛け捨て保険の内容
妻:医療保険1400円+収入保障保険に1500円=2900円
合計:6300円が我が家の毎月の掛け捨て料金です
これらの掛け捨て保険(定期、収入保障、医療)に加入している理由は
子どもたちの教育費と女性特有のリスクに備える為です!
子どもがいなければ、または独立していれば必要がないですが、最悪の事態も想定しておかなければいけません。
年間夫婦で7,2万円ほど、あと10年かけたとして72万円が10年間で掛け捨てる保険料となります。

私と同級生の社員の奥さんが昨年脳梗塞で亡くなられました
保険って加入していると使う機会が無くて結局もったいなかったと感じるわけですが、使う機会に遭遇(早い段階で)してしまえばそれはそれでお金では解決できない喪失感を背負っていかなければなりません。
身近でも不幸な事がありました。
40歳手前での事です。
子供は小学生が2人です。
言葉では言い表せませんが、保険に加入していたとかはどうでもよく最愛のパートナーに先立たれる悲しさは他人事ではありませんでした。

共働きだったそうで収入はもちろん半分になりますが、保険があれば少なくともこんな時は資金面での不安は和らぎます。
マイホームを買っていたので住宅ローンも夫名義で全額購入していれば残債は残りますし
家族3人で住み続けるのは辛いですね。
※近くに祖父母がいれば助けてもらうこともできますが人生が変わります。
以上のような体験があり、我が家は子育て期間だけは掛け捨てでも終身でも生命保険はお互いに入っておいた方がいいと感じました。
子育て期間20年間に必要な掛け捨て保険料
保険料と必要と感じる保険の種類はピンからキリまであるので私が厳選したプランとします。
先ほどの保険料から30代半ばに加入すれば平均的な保険料は下記となります
夫:定期保険1000万円(1700円)+収入保障月10万円(1700円)=3400円
妻:医療保険(1400円)+収入保障月10万円(1500円)=2900円
合計:6300円が毎月の掛け捨て料金となります。
※医療保険を死亡保障の定期保険にしてもいいと思います!
子どもが20歳になるまでの20年間に必要な掛け捨て保険料
30代後半から子育てがスタートした場合
夫婦で加入し合うメリットはどちらに万が一のことが起こっても対応できる為です。
30代後半での試算では1人当たりでは約3000円で1000万円の保証と毎月10万円×20年前後(年間120万円×最大20年=2400万)が備えられます。
2人だと2倍で約6400円とします(夫婦の年齢差にもよるので)
月6400円×12か月=76800円
76800円×20年間=153万円6000円(37歳から57歳までとする)
夫婦二人で35歳前後に掛け捨て保険に加入した場合は最大153万円ぐらい必要だという事が分かりました。
さすがにこうして数値で見ると高いと感じますね。

保証はどれぐらい必要か考えておくこと!
夫婦どちらも不測の事態に陥る可能性もありますが、ここではどちらか片方に万が一の備えが必要になった場合を想定します。
子どもの年齢に関係なくパートナーに備えられる保証金額は
・定期保険の一時金1000万円(保険料は1700円前後×人数)
・収入保障の毎月10万円保証(保険料は1700円前後×人数)
となります。
定期保険はシンプルなので分かりやすいですが、収入保障は毎月保証金額も減っていくのでイメージしにくいのがデメリットですね。
参考
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出典元:オリックス生命 ホームページ 収入保障保険
https://www.orixlife.co.jp/life/keep/
すぐに大金を手にすると散財してしまう人は毎月年金形式で受け取った方がいいでしょう。
以上の事から
資産が2000万円以上あるご家庭では掛け捨て保険に加入する必要はないです。
また、独身や子供が子育てから卒業している家庭でも夫婦やパートナーだけで生活できれば必要ありません。
大切なことは必要な期間だけ加入しておくことです。
世間一般の意見や評論家の意見は参考にしても最終的には自分の家庭環境で判断しないといけません!
掛け捨て保険が必要な家庭は資産(お金)があまり貯まっていない子育て期間の家族です。
保険料も安くて最低限の保証が備えられるので、我が家では今も掛け捨て保険に加入しています。

20代や30代は資金もそんなになく給料も多いわけではないのでそんな時は掛け捨て保険の出番です。
使わないに越した事はないけれど、あったら助かるのが保険です。
人の意見に左右されて後悔するよりも自分で納得したものは自分の意思で選択する事です!
ありがとうございました。