こんにちは、サラリーマンJINジンです。
海外投資には生命保険や養老保険、積み立て型年金がありますが、利子(クーポン)が付く利付債に似た商品が発売されました。
これまでは海外駐在者や在住者でないと加入することはできなかった仕組みの新商品なので、まだ加入者はごくわずかであり情報も出回っていません。
そこで海外保険に詳しい知人に協力してもらい設計書からイメージしてみました。
結論から言うと
20,000米ドル(1ドル=110円で約220万円)以上を2年払いか一括払いで支払い20年間目標に貯めておける(手を付けない)余裕資金がある方に向いています。
なるべく手を付けない余裕資金で余裕を持って運用してくださいね!
途中解約することもできますが、複利効果を発揮するには20年後からが本番です。
年齢や性別・喫煙状況は返戻率に影響がないので、資金に余裕があれば試してみるのもいいかと思います。
私も最低金額から身銭を投じていますので数年後に現状報告をしたいと思います。
初めに頭金として資金を投入して寝かせておけば利子配当(クーポン)が蓄積されていき(固定利子+変動制の利子)複利運用していきます。
20年間引き出さずに運用することで元本の200%(2倍)が堅実に積み立てられていきます。
※購入時の設計書通りに行くのか?
20年後を参考に見てみると
・保険料10万ドルに対して87,371ドルは確定している。
・43708ドルは2年目から2.3%積み立てられた部分
この二つ87,371ドル+43,708ドルは保険会社が保証してくれている部分です。
残りは非保証ですが20年後の戻り率は222%となっています。
国内からの外貨建て保険でのシミュレーションでは20年後133%(1.3倍)なのを考慮すると同じ外貨(米ドル)で購入しても運用先によってその差がどれぐらい変わって来るのかが分かります。
元本割れするのは7年以内なので8年以上10年15年20年と長く継続すればするほど増加率は上がっていきます。
人生長生きがリスクとなる時代に限界のない仕組みを作っておくことは非常に効果的です。
またドル建てでの購入になるので将来的に円安傾向となれば円に戻した時の増加率はもっと良くなります。
内容的には
長期の外貨建て債券に似ているようにも感じましたが、利子が完全に固定されていない点と保険証券として発行されるので損益分岐点を超えると解約し現金化することも可能です。
利子を引き出さずに積み立てて行けば7年目には解約返戻金が払い込んだ保険料を上回るのでそんなに縛られる訳ではありません。
米国の投資スタイルよりはユーロッパの保険証券での投資スタイルに近いのかなって感じました。
どちらも将来的には素晴らしい運用方法なので両方を上手く利用していきたいですね!
このクーポン商品についてのメリット
①契約者名義と被保険者名義が変更できる
国内の外貨建て保険や生命保険などでは契約者と被保険者の変更はできません。契約者が解約して返戻金として受け取るか、死亡保険金として保険金受取人(家族)が受け取る事しかできません。
このクーポン商品は最大契約開始から120年後まで有効なので子供や孫にもこのクーポンの受給権利を相続することができます。
子供は当然、孫やひ孫まで使えそうなのが不思議な感覚
②加入は80歳まで可能
他の生命保険商品であれば健康状態や病気の状況の告知事項に該当すると加入できなかったりするのですが、この商品は保険料が200万米ドル(2億円以上)までは健康状況の告知が不要となっています。
デメリットで書くところでしたが、
死亡保障は払い済み保険料+ボーナス+クーポンかその時点の解約返戻金の多い方になるので、生命保険としては使えないのが加入年齢が高い理由だと感じます。
死亡保険金として家族へ残す形と生きている間に名義変更で資産を相続してあげる形があるのでいろんな形で分散してあげることもできます。
ともぞうさんが30歳の時に50,000ドル×2(総額1,000万)でスタートします。
※ここでは分かりやすく1ドル=100円で計算
30年後にともぞう(60歳)が定年リタイヤしたので妻(60歳)を契約者、被保険者に名義を変更しました。
さらに20年後に妻から息子のひろし(45歳)へ契約者、被保険者とも名義変更しました。
さらにさらに25年後ひろし(60歳)から3代目の孫である、◯子(35歳)へ契約者、被保険者を名義変更しました。
スタートした契約者から75年が経過していますが、○子にまで資産を継承することができます。
自分年金として20年後に毎月5万円引き出したいのか?
10万円引き出せる金額なのか?
引き出す金額が多過ぎると元金と利子配当が枯渇するので枯れないように引き出すにはどれぐらいの資金が必要か?
相談する必要があります。
守りの長期投資を始めましょう!
人生一度きりなので今を楽しみたいのも分かります。
だけど一番つらいのは歳を重ねた時にお金がないことです。
今は身体も元気ですが、身体は確実に衰えてきます。
お金はあるけど腰が痛くてなぁ・・・
お金に余裕がないと、子も孫を連れて帰省してくれないの。フライト代出してあげたいけれど余裕が・・・。
老後に資金が枯れ果てていれば子供や孫が困っていても助けてあげるどころか、逆に介護や認知症などで家族を巻き込んでしまいます。
これまで蓄えてきた資金があれば違います。
老人ホームに入ることも、釣りをすることも、孫におもちゃを買ってあげることも余裕です。
人間資産に余裕ができれば心にも余裕ができるのでストレスも溜まりにくくなります。
夫婦喧嘩や小さなことでイライラすることも少なければ笑顔でスローライフが過ごせます。
タンス預金の1,000万円はどれだけ寝かせておいても1,000万円としての価値は変わらない。
だけど物価は上昇=お金の価値は薄く低くなっていく。
スタートは誰もが同じで年齢、性別関係がないので資産形成は少額からでも長く続けることです。
さぁ我々が65歳になっている時の日本はどうなっているのか?
年金は円でどれぐらい支給されるのか?
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ありがとうございました。
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