私たちの親世代が子育てをしている時代は専業主婦(主夫)が多かった印象ですが、時は流れ現在では共働き世帯数が多くなってきています。
子供が小さい間は、働きたくても働けませんが幼稚園や保育園に行ってくれるようになれば働ける間は働いている方が将来的にはよいです。
その最大の理由は
将来受け取れる夫婦の年金に差が出るからです。
働きたくても働けない(保育園に預けられない)場合もありますが、
子育てが落ち着いたからそろそろ復帰したいとパートナー(奥様)が言っているのであれば職場へ復帰して働いてもらった方がいいと思います。
結論から申し上げると
会社員×専業主婦と会社員×会社員では夫婦の合計年金額が6万円ほどの差がでます。
※専業主婦が働いていた期間も含めて厚生年金(定額分)の受給資格がある場合。
両パターンの違いは厚生年金の比例報酬の部分に差がでます。
月あたり約6万円だとすると年間72万円年金に差が出ることとなります。
夫婦の掛けてきた厚生年金保険料にもよるので一概には言えませんが一般的に考えれば共働きの方が増えることは確かです。
ねんきん定期便が届くと思うので一度計算してみると、ゆとりある生活にいくら足らないのか?予測することができます。
詳しい話しは専門家ではないので割愛しますが
知っていると気持ち的にもゆとりができますよね!

差が出るのは老齢厚生年金の報酬比例部分
報酬比例部分とは
年金額が厚生年金保険加入期間中の報酬や加入期間に基づいて計算される部分です。
加入期間が長いほど、この金額が増えます。
また
毎月給料から引かれている厚生年金の半分は会社が支払ってくれています。
これが会社員のメリットですよね!

定額部分については年額780100円
定額部分を求めるには
1626×定額単価×被保険者期間の月数
をかけるのですが、
昭和21年4月2日以後は定額単価1000、月数満額480ヵ月となるので計算してみたら
1626×1000×480=780,480円となりました。
年間約78万円なので1ヶ月あたり約65000円が老齢厚生年金定額部分となりました。
※専門家ではないので参考までに
まとめ
要は共働き期間が長いと、将来の年金にプラスとなることは大いにあってもマイナスとなることは少ない❗ということです。
共働き世帯は夫婦合計30万円ほどとの試算となりました。
会社員×専業主婦でも独身期間10年だとだいたい24万円ほど。
会社員のまま独身だと14万円ほど。
と、独身だと老後の生活はかなり厳しい生活となりそうです。
共働きの最低条件は、男性も家事や子育てに参加する事です。
そうして夫婦協力していくことで、お互いにお金や心のゆとりが持てるようになると、感じています。
ありがとうございました。