生命保険と共済は誰のために加入するのか?自分の病気の備え?目的は各自あるかと思いますが答えは残された家族の為だと思います。自分に万が一の事が起こった場合に残された家族が生きていくのに困らないようにする為の保険です。
しかし、公的な社会保険がある日本ではそこまで必要なのか?
最低限あればいいでしょう。特にお子様が小さい時は!!
生命保険の内訳で特約として医療保険やがん保険が付いている商品もありますが、40歳で死亡保険金500万円のプランに契約しようと思えば安くても2万円は毎月保険料としてかかります。(定期の掛け捨てではなく終身保険)
対して
総合保障型の生命共済2型という共済では似たような保障(詳細は後ほど書きます)で月々の掛け金は2000円です。(こちらは掛け捨て)
保障内容が異なるので比較はできませんが、なぜこんなにも安くなるのか?
それは掛け捨てだからです。
共済のデメリットは病気の場合の死亡保険金が少ない点!と一生涯の保障は得られない点があると感じました。
結論から申し上げると
定期保険と収入保障保険の組み合わせが一番必要な期間だけの保障が確保できると感じました。
40歳以上60歳以下の子育て世帯は都道府県民共済で最低限の保障を備えるのもいいかとも感じましたが、病気や不慮の事故、交通事故など状況によって保障額が変わるのはマイナス点です。
なので追加で年金形式の収入保障保険も欲しいところです。
まずは万が一の保険金はどれぐらい必要か?家族で話し合ってみるべきです。
いい保険に入っていれば変えない方がいいですし、あまり良くない割高な保険に加入しているのであれば見直すのもありでしょう。
共済のデメリットは60歳以降は保障がだんだんと少なくなっていきます。
医療やがん保険はいらないんじゃないのか?
目次
共済には4つの大きな共済がある
・都道府県民共済
・全労災
・JA共済
・CO-OP共済
以上が4大共済と言われており、それぞれ運営者も違えば監督官庁も異なります。
その中でもシンプルな設計で分かりやすいのが都道府県民共済共済です。
大阪府や京都府は「府民共済」と呼ばれます。

我が家の現状を再確認してみる(40歳として計算)
①終身保険・・死亡保険金200万円(60歳払い済み) 毎月の掛け金 約4500円
②収入保障保険・・万が一の時に毎月10万円(10×12か月×残20年)計2400万(掛け捨て60歳時に終了)
毎月の掛け金 約2700円
③医療保険・・終身で保険料はそのまま 毎月の掛け金 約2000円
合計 毎月の掛け金 約9200円
60歳までの支払い金額が9200円×12か月×20年でおよそ220万円となります(意外と使っていることに気付きました・・・)。
60歳まで事故も病気もなく過ごせば残るものは200万円の保険金だけです(´;ω;`)ウッ…
これも契約者が亡くならないと家族に入らないというなんとも皮肉な・・・
ちなみに解約すると約130万円予定です。
府民共済へ乗り換えた場合(40歳から60歳まで)
①総合保障の2型の毎月の掛け金 2000円
事故での入院が1日当たり5000円
病気での入院が1日当たり4500円
交通事故で死亡、重度障害で1000万円、不慮の事故で800万円、病気で400万円
合計 毎月の掛け金 2000円
60歳までの支払い金額が2000円×12か月×20年でおよそ48万円となります。
60歳以降は継続するかほかの保障に加入する必要があります。
実際には割戻金として納めた金額から一部が戻ってくるのでもっと安くなります。
※平成29年度は年間24000円の内8000円が戻ってきています。
毎月の掛け金が20000円の場合(40歳から60歳まで)
60歳までの支払い金額が20000円×12か月×20年でおよそ480万円となります。
保障内容がほとんど変わらないのに保険料は10倍多く支払っていることになります。
一概にはそれぞれのシミュレーションやプランを見てみないとわかりませんが、無駄に保険料を掛け過ぎている方は意外にいます。
それならば、保険料は「府民共済、県民共済、都民共済」で最低限確保して、残りは保険金を積み立て、残りは投資に回した方が将来堅実な資産として残せるような気がします。
60歳以降も保険料が発生しないか確認しておいた方がいいですよ!定年退職してからも保険料を支払うのは負担が大きくなりますので。
まとめると
ライフステージによって見直しすることで保険料を投資に回せることになるので共済に乗り換えるのもありだと思います。定期保険もおすすめです。
最終的には夫婦で話し合って決めないといけないのでパートナーがどう考えているか?
夫婦で話し合いましょう。
我が家には年齢を重ねるごとに(年を取るほど)保険金と解約返戻金が増えていく○○があるので国内は最低限の保障にしています。