外貨の普通預金と言ったら為替手数料が高いなどの理由で敬遠されている方もいるかもしれませんが
ネットバンクであるソニー銀行や他のネット銀行では外貨購入手数料が格安なものもあるので
一度購入しておけば円貨にしょっちゅう戻さないのであれば効果的に利息は付きます。
外貨購入手数料は外貨を購入時と円貨に戻す場合に発生するので一度購入しておいて
外貨で持ち続けるのであれば手数料はかからないので放置しましょう。
普通預金として置いておいてもご覧のように円預金よりも利息が付きます。
たかだか数百円ではありますが、円建てでの普通預金は1円しか付かなくても外貨で保有している通貨は数百円付いています。
今回はそんな差が比較できるようにしました。

外貨は預金保護制度の対象外ですが100万円以内で運用する分にはそんなにリスクもありません。
むしろ円預金を放置している方がリスクかもしれません。
外貨を持つ中で怖いと思っているのは
円高になることですが
そんなときこそ追加資金で新たに外貨を購入するチャンスでもある
ので
預貯金は日頃の生活の中で継続しつつ
外貨預金は短期でも運用できるのでトライしてみるといいです。
定期預金は2%以上の利息が付く時もあるので為替のリスクと向き合えるのであれば半年から1年と管理はしやすく急な入用でも対応しやすいです。
円預金の普通預金の金利は
ソニー銀行の口座にはほとんど預金はしていないので80万円ほどの中で半年以上USDとHKD(米ドルと香港ドル)を保有していました。
しかし年末の損益通算で調整するために12月に円貨に一度戻しました(外貨両替)
というわけで年間通しての利息はわかりませんが外貨で持っておくと利息はいいのは確かです。
円預金の金利は予想通り

1円が入金されていました😢
円預金は元よりふやす為というよりも為替が円高に傾いたときに購入できるようにするためのストックなので期待はしていません。
むしろこれぐらいの余力では心もとないのでもう少し余裕は欲しいところです。
外貨普通預金に預けていた利息

外貨の普通預金口座の利息はご覧のように入金されました。
預貯金額は総額80万円ほどに対して約10か月ほど外貨(USDとHKD)で保有し続けていました。
定期預金ではなく普通預金なので為替の動きを見ながらいつでも売却できるようなポジションをとっていました。
その利息が今回は2月18日に入金されていました。
USDの利息は日本円にして314円
HKDの利息は日本円にして802円
合計1116円となっていました。
普通預金のネット銀行の金利は0.01%なので80万円を年間預けて得られる利息はおよそ80円(2月と8月の2回利息が振り込まれるので)の半分の40円と比べると
半年だけでも約30倍(40円×30=1200)近くの差が出ることになります。
もちろん円高に傾くと一気に為替損となりますが、円安に傾くと為替益も見込めます。
この辺りをどこまで許容できるかでこのような外貨の購入とうまく付き合っていけるかがわかってきます。
外貨の商品の中でもシンプルなので外貨購入手数料が目に見える商品は積極的に運用してみても面白いですよ!
間違っても外貨建ての生命保険はやめておいたほうがいいです。
手数料体系が見えない部分があるのと長期投資としては運用成績に左右されるので向いていません。
しかも購入する窓口によっても購入手数料が引かれたりメリットはないので勧められたらすぐに決断せずに家庭に持ち帰りましょう。
まとめ
80万円の預金に対して年間2200円ほど・・・これなら株や投資信託の方がいいかもしれませんが○○ショックで暴落が起きた場合に損失が膨らみます。
その点、
外貨預金は購入時よりも円高か円安か為替を意識しておけば大きく損失を抱えることも少ないので堅実です。
円建てでふえない時代にできることは外貨の購入や投資をすることです。
普通預金や定期預金に10年、20年預けていてもお金は増えません。
将来的には円安になっていくのであれば
円貨で持っておくほうがいいのか?
外貨で持っておくほうがいいのか?
分散しておいた方がどちらに転んでも利益も損失も分散できます。