世間では投資を始めましょう!や資産運用で人生100年時代に備えましょう!
と、「お金を貯める」から→「お金を運用」し、働かせる時代へとシフトチェンジを推進しています。
理由は預貯金していても金利や利息がほとんど付かないからです。
1990年代の親世代は銀行に預けて置くだけで金利が6%や7%もついている時代のおかげで預貯金≫投資でした。
対して、我々30代子育て世代が銀行に定期預金として預けて置くだけでは0.3%や0.2%と言った具合に投資をしなければならない状況≫預貯金と、まったく状況が違うので親世代にお金のアドバイスを求めても的確なアドバイスはできないでしょう。
私が社会人となって始めて両親に言われたことが
「貯金はしっかりとしておきなさい!」
でした。
そんな事言われなくても分かっていたが、手取りで15万円程の給料で貯金ができるのは実家から通勤していた時ぐらいです。
当時は若さゆえ馬力と体力はあったので、土日はバイトに励みましたがそれでも一人暮らしの家賃に消えていきました。
目次
私は20代前半と比較的早い時代に投資を始めました。
投資を始めた理由は、労働収入に限界を感じたからです。
月曜日から金曜日まではサラリーマンとして働き、土日はアルバイトとして働きました。
それでも預貯金は一向に増えていかない現実にどうしたものかとマネー雑誌を読んでいく中で、株式投資に興味を持ちました。
両親は投資は怖い、大丈夫なの?と、否定的な世代なのでニンテンドーDSのソフトでデモトレードを始めたのがきっかけだったのを覚えています。
デモトレードでは当然バーチャルな世界なのでつまらなくなり証券口座を開設し、リアルなトレードがスタートしました。15年も前の話です。
私はどちらかと言えば、レアなケースかもしれないのでココからはこれから投資をスタートさせていく方達でもある程度の資産を築いていける方法を考えてみました。
誰でもある程度の資産を築いていける方法とは?
投資という性質上元本割れのリスクはあることを理解した上でこのまま定期預金や普通預金では元本割れこそしないものの今後もインフレが毎年2%上昇させていきたいと政府が推進している以上「円安」に進んでいくと思われます。
という事は「日本円」のまま低金利で預けていては日本円の価値は目減りしていきます。
※物を買うのにたくさんの日本円が必要になる。なっていく。
以上の点をふまえた上で投資をスタートするとします。
初めは大金を投入せず分散投資されている投資信託がいいとされています。
売買は極力少なくして、毎月コツコツと積み立てていけば長期的に見れば投資≫預貯金となっていきます。
※誰にでもと言いましたが最低限の毎月2万円以上積み立てを継続できる人が条件となります
仮に35歳のサラリーマンが65歳までの30年間に毎月3万円を3%の利回りで積み立てて運用した場合とはどうなるのか?
計算してみました。
トータル積立金は
30000×12ヶ月×30年=1080万円
定期預金0.3%に加入したとすると
30000×12ヶ月×30年×0.3%=32400円が利息として付きます(税抜き)
投資信託で年利3%で運用すると
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※楽天証券出典
30年後には1080万円が約1748万円にシミュレーション上は殖えていきます。
実に1.6倍となりますね。
シミュレーションは積み立てを3万円や5万にする!!初めに一括で300万や500万支払うなど、やり方はその家庭それぞれの資産によって変わります。
しかし、今後の日本経済を予想するにあたって経済が成長していくとは到底思えません!
よってお金は貯めない!!
のではなく、貯めた預貯金は投資に回す!!
時代だと感じます。
まとめ
誰でもある程度の資産を築くには、時間を味方にすることでトレードの技術が無くてもひたすら積み立てることで築く事は可能です。
しかし、投資信託とひとえに言っても、銀行や金融機関のいわゆる人と人との対面窓口で紹介される投資信託は購入するのに手数料、年間の管理手数料、売却時にかかる手数料など、お得🉐ではない商品もあるので見極める力はつけるように勉強した方が利回り面で受け取る金額が変わってきます。
毎月3万円で積み立てるなら非課税制度を利用するのがオススメ
非課税制度を利用するのは、積み立てNISAでコツコツと!
20年間非課税(税金が引かれません)が、年間40万と制限があるので40万を12ヶ月で割ると33333円となるので、約3万円は適していますね。
詳しくは「積み立てNISA」で検索して下さい。
番外編
余談として
海外に抵抗がないという方だけの条件付きですが、
海外の生命保険の中には投資信託と同じように時間を味方にすることで資産を築く事ができます。
2年や5年、10年間と毎月積み立てるか一括で支払いきればその後が楽になります!
余裕資金が500万円ほどあるのであれば預貯金で眠らせているよりも海外の生命保険にかけておくという方法も効果があります。

