人生100年時代というフレーズがCMでも流れるようになり日本は益々高齢化社会となってきました。
「ライフ・シフト、LIFE・SHIFT」によると
まんがでわかる LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略 [ リンダ・グラットン ]
今の20代の人は100歳以上40代で90歳以上、健康的な生活を続けていくと100歳まで生きる確率が半分以上もあるとされています。
長生きする事はいいと思いますが気になるのはそれまで貯金が足りるのか(持つのか)?です。
60歳で1つ目のライフステージから卒業したとします。そこから100歳までざっと40年も働いたお金(労働収入)がないままの生活となります。
その時には今以上に公的年金制度も縮小されており健康保険の負担も高くなり、とてもじゃないですが年金だけでは生活できないでしょう。
貧乏な老後生活と豊かな老後生活とどちらがいいですか?
聞くまでもありませんよね?
一家の大黒柱は「給料明細は見ない」「家計の事は妻に任せている」これではいざ第2の人生がスタートした時にトラブルとなる可能性もあります。
お金の話は夫婦でしっかりと共有して先を見越して行動している家庭はどれだけいるのか?
何とかなると思っている方があまりにも多い気がしてなりません。
2018年からのお金の運用のしかた
でも実際預貯金だけでは増えないのはわかったけど、どうしたらいいのかわからない!という声もチラホラと聞こえてきます。
ひとつは
労働収入を継続することです。
今でも定年後、再雇用として年金支給までの5年ほど働いていますので20年、30年後は70歳まで働くことになるかも知れません。
現在の60歳は一昔前と違い、すごく元気だと感じています。
私達も30代、40代はオッチャンのイメージでしたが、いざ自分が経験するとなるとまだまだ若い子には負けないと思っています😲
ふたつめは
預貯金から一部を投資にまわす。
500万円の余裕資金があれば半分は預貯金として残しておき、残りの250万で運用してみることです。
株式投資であれば「オリックス」に投資したとすれば株価が1800円で18万円から購入でき配当金も4%前後(購入時の株価による)あるのと、株主優待ももらえるので人気があります。
投資信託は積み立てNISAの出現で購入しやすくなりました。
外貨預金は日本円で普通預金や定期預金でもっておくより金利がいいです。
どちらにせよ投資は短期の上げ下げで一喜一憂せずに長期間見守り続けられる余裕資金でないと精神衛生上よくないので生活資金で一攫千金を夢見るのはやめましょう。
それは投資ではなく投機、ギャンブルです。
貧乏老後生活を避ける為に私が行動したこと
人生80年時代から100年時代へと時代は変化しています。
何歳まで生きるのかは実際にはわかりませんが100歳を見越した備えは準備しておかないと身体は自由に動かない、お金はない、子供は子どもの家庭があるので迷惑はかけたくない!介護で家族に迷惑をかけたくないと考えているので結局はお金は必要になります。
60歳から100歳までの40年間にいくら必要か?
年金は今後下がっていくので計算には入れていません。
生活レベルは決して高くない夫婦で月20万で計算すると
20万×12ヶ月×40年=9600万
人生80年で見ると
20万×12ヶ月×20年=4800万
20年長生きすることによって現実に必要な金額を今から貯めてどうにかなる金額ではないですね・・・。
仮に年金が夫婦で15万でも支給されるのであれば毎月の負担は5万と計算できるので用意する資金は2400万となりますが、公的年金はあてにしないほうがより余裕がでてきます。当てが外れたときは確実に老後破産が待っています。
対策としてまずしておくことは
短期で結果が出なくても長期間運用していくことで資産が増えていくものに投資しておくことです。
出来れば上限がなく(死亡保険は最高3000万などは時間投資できない)年数の経過とともに資産も増えていくものがあれば人生100年になろうとも対応できます。
そして外貨の分散をしておくことです。
ただリスク対策としてゴールまでに円高になると損をする場合は前後の相場のいい時に対応するなどの柔軟性は必要となってきます。
積み立てNISAの投資信託なんかは国をあげて非課税にするから自分たちの老後の資金は今からコツコツと積み立てなさいと言っているようなものなので余裕があれば利用しない手はないです。
30年後、40年後が楽しみになるような資産形成を今から構築していきたいですね!