どこから入手したのか、ある日突然自分の携帯電話に不動産業者から電話がくることってありませんか?
知らない番号に出る方も悪いのですが、もしかしたら何か懸賞でも当たったのかな?とポジティブに想像してしまいよくでてしまいます。
仕方なく話しを聞いてみれば都心に(関西では大阪の梅田)ワンルームマンションを建てるので(完成する)新築ワンルームマンションに投資をしませんか?という話しでした。
知識がなければ、営業マンの言いたい放題となりマシンガンセールストークが始まります。
・大家さんになることで不動産収入(家賃収入)が手に入りますよ!
・税金対策になります(節税)!
・生命保険の代わりになります!
・返済後は権利収入となり将来の年金となりますよ!
・借金(ローン)は住居者が払ってくれるので支出はありません!
これだけ聞くと
と思ってしまいました。
その日はそこで「今はお金がないので・・・結構です」と断りました。
幸い、知り合いに不動産業者の経営者さんがいたので相談してみました。
そこで、教えて頂いたのが
隠れたコストを説明していないということでした。
まずひとつに一旦購入すると途中で解約出来ないのと売却したとしても何百万と価値が下がっているので差額の借金だけが残ってしまう。売るに売れない状態となってしまいます。
自分の余裕資金ならまだいいほうで30年や35年ローンで購入するわけでマイホームに比べれば安いと言っても1000万以上新築なら2000万でした。
そんな金額をローンにするのでそうそう売却はできませんし、余裕資金がある人はワンルームマンションではなくファミリーマンションや中古アパートやマンション一棟買いに行くでしょう。
隠れたコストとは
・毎年20年から30年契約によりますが満室保障はしてくれない。
・経年劣化と共に修繕費も必要だし、退去時のリフォーム代やクーラーの買い替えなど
どこまでが家主負担なのか借主負担なのか確認しておくことは最低限必要。
・税金や保険も毎年引かれていく。
固定資産税や火災保険、賃貸では借主が火災保険を加入していますが固定資産税は家主が負担することになる。
・ワンルームマンションの価格も年数とともに下がる。
老朽化については当たり前のことです。20年30年間家賃も変わらず維持出来る保証はない。
デメリットは基本的に誰も言いません。
まとめ
私は今回狙われしまいましたが、知り合いの助言のおかげで断ることができました。
最近ではこの着信は○○トラストなど電話番号を検索することで不動産の営業電話だとわかり時間の無駄なので電話に出ることもありません。
本当に得をするのであれば社員に回したり自分の会社で運用すればいいんです。
それができないということは・・・その利益は誰が負担しているのか?
想像できますよね?
新築ワンルームマンションには手を出さない!
ので我が家にはもう勧誘はしないでくださいね。

それなら普通預金で貯めながら、一定額貯まった時にロボアドバイザーのウェルスナビで積み立てる方が全然いいです。
「不動産投資信託」J-REITで運用している方が安心です。