預貯金では増えないことに気付き、投資を始めたいけど何をすればいいのか分からない!
という方は多いと思います。
私も定期預金に預けていた金利が年々下がって来たときに
あっ!!このままでは老後までに資産は増やせないなと感じました。
ある程度リスクを取ってでもリターンのある商品に投資しないと資産は増えないことが分かりました。
株式や債券、投資信託やETF、保険など毎月積み立てるものや一括で購入する方法がありますがそれぞれ一長一短あります。
結論から申し上げると
積み立てによるメリットはドルコスト平均法による分散ですが、種銭が少ないといくら高利回りでも富裕層にはなれません。
対して
一括投資(一括支払い)はリスクが高くなるデメリットはあるものの長期で見れば元本にかかる配当金や金利が高くなるので長期間寝かしておくことでいい味が出ます。
どちらかに振り分けるよりも両方に分散するのがいいでしょう。
また国内だけでなく海外にも分散して、株式だけでなく債券にも分散していくと大きくマイナスになるようなことは避けられます。
私は資金がたまれば一括投資、コツコツ積み立ても両方しています。
また積み立ては利益確定も適度にしています。

積立投資はセオリーだけど人と同じことを真似ているだけでいいのか?
つみたて投資とは
一定額・一定数の投資信託を 、毎月(または毎週)買い続ける投資法です。
投資信託は株と比較すると、購入に必要な金額を低くおさえることができます。
その特徴を活かして、500円~1,000円ほどの少額からでもコツコツと投資をすることができるのが積み立て投資です。
初心者さんが始めるのはこうした少額からつみたて経験を積むことで投資額を上げていくと経験が付くのでいいと思います。
ここ数年では非課税枠を利用する(売却益などに税金がかからない)イデコ(IdeCo)という確定拠出年金制度であったり2018年からスタートした積み立てニーサも投資信託で運用できます。
会社員の場合は条件によりますが大体月2万円が限度額です(イデコの場合)
積み立てニーサは年間40万円が非課税の限度額上限なので12ヶ月で割ると33333円となり約33000円積み立てられます。

毎月2万円をイデコの非課税枠で40歳の方が65歳までの25年間継続した場合
40歳の場合
21000×12ヶ月×3%×25年
といった感じに複利で20年間3%で運用していくと
※楽天証券のホームページより出典
普通に預金をしている、もしくは普通預金に入れているだけでは
21000×12か月×25年=630万円に金利数%
となりますが、
IDECOで積み立てて行けば
21000×12か月×25年×3%=930万円まで増えていきます。
しかもIDECOは非課税(税金が引かれない)なので利益の300万円はそのまま利益となります。
非課税枠を利用する事は25年後に60万円のメリットがあるということが分かりました。
idecoのメリットは会社員が毎月23000円の確定拠出年金に加入した場合の年間の所得税と住民税の控除額は全額23000×12か月=276000円となります。
節税効果はバッチリですが、引き出しが現在のところ60歳まで引き出せないのがデメリットですね!
つみたては地味なので(ひたすら積み立てるだけなので)何に投資するのかが重要となってくるのですが、間違っても金融機関(銀行窓口やゆうちょ)はおすすめできません。
ゆうちょや銀行からの電話は商品勧誘?投資信託と介護保険を提案された過去から学んだこと
オススメはネット証券ですので一度ご覧ください。
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一括投資は一括投資のリスクもある
初期投資額が500万円あった場合
40歳 500万円×3%=515万円
利回りが3%の債券で運用したとすれば(安定しているので)
60歳まで継続すると約903万円になるというシュミレーション結果でした。
運用益903-500=403万円に税金が引かれて403-80=約320万円が利益となります。
まとめてみると
余裕資金があるなら一括投資の方が長期で考えると利率は良くなると考えています。
安定した商品(株式以外の商品)に投資していれば20年後にはそれなりの資産となっています。
積み立て投資もリスクが少なくオススメではありますが大きく増えるのかどうかは運用先による比重がどうしても高くなります。
元本が少ない間はいくら7%の利回りがあったとしても増え幅も小さいです。
ある程度の余裕資金の持っているご家庭では一括で支払う方法の運用もありなのでは?というのが私の感想です。
結局のところ
一括投資は一括投資として運用しつつ、積み立てと両立するのがベストかもしれませんね!
ドル建てなどの外貨に分散投資しておけば更にリスクを分散できますよ!
※投資は自己責任でリスクのある商品だと理解した上で始めてくださいね!
ありがとうございました。またお会いしましょう!