日本から海外旅行に行く時、どこで渡航先の現地通貨に両替するといいのでしょうか?
実は国内の空港で両替してから出発するのはおススメできません。
(為替手数料が高いので)
国内から外貨へ両替するには入手するコストと人件費もかかるのでどうしても手数料が高くなります。
しかし外資系のフライト(航空会社)では機内で外貨が必要な場合もあるので少しは両替しておきたい所です。
私は渡航先によって最低限(1万円分)を必要な場合だけ国内で両替し、海外到着後はATMからソニーバンクウォレットに入金していた外貨口座入金分を引き出しています。
ソニー銀行の「SonyBankWALLET」というカードを利用するには準備が必要ですが、手数料は両替所よりも安く抑えることができました。
初めて香港に行った時も町の両替所で30万円分を外貨である香港ドル(HKD)に両替することがありました。何も知らずに両替して、あとでレシートを見た時に驚愕!!
日本円で数万円の手数料を引かれていた事がショックでいい勉強代となりました。
今回は香港に行った時の香港ドルについて書きました。
これから海外に旅行される方が私と同じように後悔しないことを願っています!
[box06 title=”あわせて読みたい”]2019年香港ドルへ両替するにはどこがよかったか?国内外空港や両替所を比較[/box06]
現地通貨へ両替のおススメは
一般的には空港の両替所が一番多く、国内のATMからは海外の通貨は引き出せません。
ですので選択肢は銀行などが運営している両替所になります。
現地に到着してから現地両替所で両替するか、深夜到着などで両替所が閉まっている場合は現地ATMからでも引き出せます(カードが対応している必要があります)
海外出発前に空港などの両替所で両替する
国際線の出発受付付近には各社の両替所が並んでいます。
両替所の間でも差があるので事前に調べておけるといいですね!
海外到着後両替所で引き出す
海外に到着後に空港の両替所で引き出す方が国内よりレートはいいです。
海外両替所の写真がなかったので車窓から!!
しかし、市街地の両替所はレートが悪いので確認してください。
香港両替所の比較も参考にしてください!
デメリットとしては、日本語が通じるかわからない(通じないと思っていたほうがいい)ので身振り手振りで通じると思いますが、それでもドキドキされる方や自身のない方は国内で両替していく方がいいでしょう。
ちなみに香港では公用語が「中国語」と「英語」が法律上の公用語です。
市街地や空港はほとんど英会話で大丈夫でしたが、市街地から離れた飲食店では広東語?しか伝わらず注文はジェスチャーでした。
[chat face=”download20181101210533.png” name=”お侍さん” align=”right” border=”none” bg=”yellow”] それも旅の醍醐味だね![/chat]
話が脱線しましたが、言葉に自信がなければ渡航先のATMから引き出すのが手っ取り早くていいです。
現地ATMからの引き出し方
今回、HSBCのATMからソニー銀行のSonyBankWALLETのカードを使い現金を引き出しました。
事前に、外貨普通預金口座を開設して香港ドル(HKD)を購入しています。
SonyBankWALLETのVisaデビットから出金する方法
ソニーバンクウォレットSonyBankWALLETは「VISA」あるいは「PLUS」マークの付いたATMなら世界200カ国以上の地域で現地通貨を引き出せます。
①カードを入れて、VISAデビットの暗証番号を入力して、enterを押します。
※カードはすぐに出てきますが問題ありません。
②Cash withdrawal(現金引き出し)、Balance enquiry(残高照会)と表示されるのでCash withdrawalの左側のボタンを押します。
③今回はソニー銀行のCredit card(クレジットカード)利用するのでCredit cardを選択します。
ちなみにCurrentは当座預金、Savingsは普通預金のことです。
どっちから引き出すの?ってことです。
Credit card選択後に引き出し額が出てきますので必要な額を引き出してみてください。
1HKD=14JPNだとすれば
200HKD=2800円
400HKD=5600円
800HKD=11200円
1000HKD=14000円
※表記以上引き出したい場合はテンキーに直接引き出したい金額を入力してください。
最終確認で間違いなければYES側のボタンを押します。
現金を受け取って完了です。
メリットとデメリット
SONYbankwalletのメリットは
今回のSONYbankwalletのVISAデビットなら口座にある残高からすぐに引き落とされるので繰り上げ返済の必要がありません。
円高の時に購入しておけば安く外貨を購入しておける。
1HKD=14円の時は1000HKD購入に14000円必要ですが
1HKD=13円の時は1000HKD購入に13000円で済みます。
10万HKDだと10万円差が出ますので毎年旅行に行くのであれば安い時に積み立てておくのもお得な方法ですね!
SONYbankwalletのデメリットは
事務処理経費が引き出し額が多くなればなるほどボディブローのように効いてきます。これは他社もどうなのか?別の機会に比較してみます。
海外ATM利用料は1回につき216円はどこも大体同じです。
手数料 | 料率・金額(税込) | 利用 | 条件 |
---|---|---|---|
1事務処理経費 | 1.76% / 回 | ショッピング | 外貨口座未開設でショッピングする場合 対象10通貨(*1)以外でショッピングする場合 |
ATM | 海外ATMから現地通貨を引き出す場合 | ||
2海外ATM利用料 | 216円 / 回 | ATM | 外貨口座未開設で海外ATMから引き出す場合 対象10通貨以外の通貨を海外ATMで引き出す場合 |
3現地ATM設置機関 利用手数料 | 所定の設定額 | ATM | 現地ATMで所定の設置機関の利用手数料(*2)を設定している場合 |
海外ATMから現地通貨を引き出す場合、1.76% / 回引かれます。
10000円につき176円+216円=約400円
10万円なら1760円+216円=約2000円手数料として自分の口座から引かれます。
空港で外貨を購入するならマネーパートナーズのマネパカードも国内空港受け取りができるので便利です。
口座を開設していけなければ利用できないのと、香港ドルは対応外だったので残念です
まとめ
昨年利用した香港市街地の両替所では10万円の両替に対して8000円ほど手数料を取られました(30万円では24000円相当( ノД`)シクシク…)
ATMを利用すれば2000円ほどで済みました。
[chat face=”cropped-サラリーマンJINジン-2.jpg” name=”JINジン” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 10万円の両替で6000円も差が出るのです。[/chat]
※個人の体験談であり両替所によりレートの上下はあります。
場所によってこんなにも手数料の差が出るので、少しでも知っているだけでお得な海外旅行にできますね!
そして、その分お土産にお金を使うことも出来ます。
これから海外旅行を検討している方は是非とも両替で後悔しないように上手く両替してくださいね!
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